和書には、しばしば序や跋があります。著編者自身によるものと他人によるものがあり、著作の成立などについて重要な情報を提供することが稀ではありません。
序
古筆名葉集
前書きに当たります。著者自身や著者と縁のある人によって書かれることが多いですが、名家が依頼されて執筆したり、古い著作を刊行する際などに、後人によって書かれる場合もあります。
跋
都林泉名勝圖會
後書きに当たります。序と同様、著編者自身や縁のある人、後人などによって書かれます。「後序」と題することもあります。