「観相から見る日本文学史」
通常展示の一部のスペースを使って、観相から見る日本文学史をテーマに、当館所蔵資料等を展示いたします。
会期:平成27年1月21日(水)~平成27年3月中旬頃
「観相」とは、人の身体・容貌・声・気色(オーラのようなもの)を観察して、その性質・禍福を見通すことを言う。いわゆる人相見である。
観相を今風に評すると、「人間を観察する技術の精華」とでも表現できようか。今ではあまり一般的とは言い難くなった「観相」だが、今よりもはるかに占い師などが多かった前近代の社会では、観相をめぐる知識体系は、創作活動や創作物に少なからぬ影響を及ぼしていたようである。
そこで本コーナーでは、観相が人物・キャラクター造型に与えた影響の可能性を確かめるために、その営みの跡をとどめる文学・絵画、それに関連する言説や、相書に残された記述の一端を簡単に示しておく。
展示資料に関する詳細は、こちらをご覧ください。