大学共同利用機関法人 人間文化研究機構 国文学研究資料館

日本古典文学学術賞

「日本古典文学学術賞」は、財団法人日本古典文学会が主催していた「日本古典文学会賞」を継承し、若手日本古典文学研究者の奨励と援助を目的として、国文学研究資料館賛助会に設置されました。

受賞対象者は、対象となる業績の公表時に40歳未満である研究者です(3名以内)。
選考委員会は、関連諸学会から選出された委員(うち、日本近代文学会からは選出者なし)ならびに国文学研究資料館賛助会運営委員会委員長と国文学研究資料館教員1名の7名で組織されています(下記「選考委員」参照)。

第15回「日本古典文学学術賞」につきましては、令和3年(2021年)1月~12月までの業績(著書)を対象とし、選考委員会における選考の結果、3名の受賞者が決定いたしました。

プレスリリース

■第15回日本古典文学学術賞受賞者
葛西 太一(かさい たいち)筑波大学人文社会系 准教授
研究業績:『日本書紀段階編修論―文体・注記・語法からみた多様性と多層性―』花鳥社
舘野 文昭(たての ふみあき)埼玉大学大学院人文社会科学研究科 准教授
研究業績:『中世「歌学知」の史的展開』花鳥社
山本 嘉孝(やまもと よしたか) 国文学研究資料館研究部 准教授
研究業績:『詩文と経世―幕府儒臣の十八世紀』名古屋大学出版会

選考講評

葛西太一氏選考講評
舘野文昭氏選考講評
山本嘉孝氏選考講評

選考要綱

こちらから

選考委員 2023(令和5)年度

上野 誠 (上代文学会/國學院大学特別専任教授)
河添 房江 (中古文学会/東京学芸大学名誉教授)
荒木 浩 (中世文学会/国際日本文化研究センター教授) 
久保田啓一 (日本近世文学会/広島大学大学院教授)
久保木秀夫 (和歌文学会/日本大学教授)
入口 敦志 (国文学研究資料館賛助会運営委員会委員長/同館副館長)
岡崎真紀子 (国文学研究資料館教授)

過去の受賞者(※所属は受賞時の情報です。)

第14回 2021(令和 3)年度 選考講評(国文研ニューズNo.60 p.9-10)
瓦井 裕子 (就実大学人文科学部講師)
澤崎 文 (早稲田大学文学学術院准教授)

第13回 2020(令和 2)年度 選考講評(国文研ニューズNo.58 p.11-12)
田中 草大 (京都大学大学院文学研究科講師)
丸井 貴史 (就実大学人文科学部講師)

第12回 2019(令和元)年度 選考講評(国文研ニューズNo.56 p.7-9)
天野 聡一 (九州産業大学准教授)
猪瀬 千尋 (名古屋大学大学院人文学研究科附属人類文化遺産テクスト学研究センター研究員)
松本 大 (奈良大学講師)

第11回 2018(平成30)年度 選考講評(国文研ニューズNo.54 p.6-7)
大石真由香 (岐阜聖徳学園大学専任講師)
高松 亮太 (県立広島大学専任講師)
裵 寛紋 (高麗大学民族文化研究院研究教授)

第10回 2017(平成29)年度 選考講評(国文研ニューズNo.50 p.9-11)
高野 奈未 (静岡大学准教授)
渡瀬 淳子 (北九州市立大学准教授)

第9回 2016(平成28)年度 選考講評(国文研ニューズNo.46 p.6-8)
木下 華子 (ノートルダム清心女子大学准教授)
小財 陽平 (明治大学専任講師)
牧 藍子 (成蹊大学准教授)

第8回 2015(平成27)年度 選考講評(国文研ニューズNo.41 p.8-9)
合山林太郎 (大阪大学准教授)

第7回 2014(平成26)年度 選考講評(国文研ニューズNo.37 p.8-9)
木越 俊介 (山口県立大学准教授)

第6回 2013(平成25)年度 選考講評(国文研ニューズNo.33 p.8-10)
光延 真哉 (東京女子大学准教授)
一戸 渉 (慶應義塾大学附属研究所斯道文庫准教授)

第5回 2012(平成24)年度 選考講評(国文研ニューズNo.29 p.6-7)
平野 多恵 (十文字学園女子大学准教授)

第4回 2011(平成23)年度 選考講評(国文研ニューズNo.25 p.11)
金 時徳 (高麗大学日本研究センターHK研究教授)

第3回 2010(平成22)年度 選考講評(国文研ニューズNo.21 p.9-10)
久保木秀夫 (鶴見大学講師)
水谷 隆之 (佛教大学専任講師)

第2回 2009(平成21)年度 選考講評(国文研ニューズNo.17 p.5-6)
岡崎真紀子 (静岡大学准教授)
恋田 知子 (国際仏教学大学院大学学術フロンティア研究員)

第1回 2008(平成20)年度 選考講評(国文研ニューズNo.13 p.10-11)
沖本 幸子 (青山学院大学准教授)
北村 昌幸 (関西学院大学准教授)

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