令和4年度(2022年度)「古典の日」講演会
日時:令和4年(2022年)11月3日(木・祝)
13:30~16:00(開場:13:00)
場所:国文学研究資料館2階大会議室(立川市緑町10-3)
聴講無料 要事前申込 抽選45名
主催:国文学研究資料館
古典が我が国の文化において重要な位置を占め、優れた価値を有していることに鑑み、国民が広く古典に親しむことを目的として、平成24年(2012年)に、11月1日は「古典の日」と定められました。『源氏物語』の成立に関わる記録のうち、最も古い記録が寛弘五年(1008年)11月1日であることに由来しています。
日本古典文学の文献資料収集と研究を主事業とする国文学研究資料館も、「古典の日」の趣旨に賛同し、平成24年度(2012年度)から記念の講演会を催しております。古典に親しむ絶好の機会として、大勢の方にお出でいただくことを願っております。
講演内容:
1.『猿源氏草子』を読む―鰯売りの物語― 講師:恋田 知子
2.源氏物語の大きさと細やかさ 講師:藤原 克己
講師紹介:
■恋田 知子(慶應義塾大学准教授)
専門分野は日本中世文学で、とくに室町時代から江戸時代前期にかけての物語を中心に、説話や芸能、寺院資料との相関関係を重視しながら、広く室町文芸について研究している。
著書に『仏と女の室町 物語草子論』笠間書院、 2008年(平成20年)、『異界へいざなう女 絵巻・奈良絵本をひもとく』平凡社、2017年(平成29年)がある。
■藤原 克己(武蔵野大学日本文学研究所客員研究員・東京大学名誉教授)
1953年(昭和28年)生まれ。東京大学文学部卒業。同大学院博士課程退学。岡山大学教養部講師、神戸大学文学部助教授、東京大学文学部教授、武蔵野大学特任教授を経て、現在に至る。主な著書に『菅原道真と平安朝漢文学』(東京大学出版会)、『菅原道真 詩人の運命』(ウェッジ選書)、『日本の古典―古代編』(共著、放送大学教育振興会)、『2008年パリ・シンポジウム 源氏物語の透明さと不透明さ』(共編著、青簡舎)などがある。
申込方法
事前申込 抽選45名
下記URLの参加申込用フォームに必要事項をご記入のうえ、期日までにお申し込みください。
なお、お申し込みは、お一人様1回限りとさせていただきます。
https://forms.gle/5HuPPLwPHA5WNQyd8
また、同時に複数名でのお申し込みは受け付けられませんのでご了承ください。
申込締切日
※申込は締め切りました。
抽選の結果は、10月17日(月)までにメールにてお知らせいたします。
この日を過ぎても結果連絡が届かない場合はお手数ですが、お電話にてご連絡ください(当館からのメールが「迷惑メールフォルダ」等に自動的に振り分けられてしまうことがあります。届かない場合には、一度お確かめください。)。
※この申し込みを通じて得た個人情報は、連絡業務のみに使用させていただきます。
※ 新型コロナウイルスの感染状況等により、対面ではなくオンラインまたは中止とすることがあります。
※自然災害により交通機関等への影響が予想される場合は、講演会を中止することがあります。
【イベント開催時のチェックリスト】
イベント開催時のチェックリスト【東京都様式】
国立大学フェスタ
令和4年度「古典の日」講演会は国立大学フェスタの事業の一環として実施されます。
問い合わせ先
管理部総務課企画評価・広報係
TEL:050-5533-2910
メールアドレス:kikakukoho[at]nijl.ac.jp(送信時に、[at]を@に置き換えてください)