企画展示「松野文庫の贈りもの」
展示名:企画展示「松野文庫の贈りもの」
会期:2024年9月5日(木)~2024年10月22日(火)
休館日:土曜・日曜・祝日
利用時間:10時~16時30分
場所:国文学研究資料館1階 展示室
主催:国文学研究資料館
後援:立川市、立川商工会議所、多摩信用金庫、立飛ホールディングス
入場無料
国文学研究資料館松野陽一文庫は、国文研の元館長で、中世近世和歌の研究者であった松野陽一(1935-2018)が、長い年月をかけて丹精込めて蒐集したコレクションです。全485点。その大半は江戸末までの日本古典籍であり、中核は歌書、とりわけ『千載和歌集』の古写本と藤原俊成関係書、ならびに石野広通・松平定信ら近世和歌関係書で構成されています。
(参考)海野圭介・小川剛生・落合博志・神作研一編「国文学研究資料館所蔵松野陽一文庫分類目録」(浅田徹ほか編『和歌史の中世から近世へ』所収、花鳥社、2020)
関連イベントとしてギャラリートーク、松野文庫セミナーを予定しています。
主な展示資料
(1-9)千載和歌集
(1-21)〔歌苑抄〕断簡
(2-4)鶏鳴霞関集
(3-2)画本和歌浦
(4-21)南瞻部洲万国掌菓之図
ギャラリートーク
場所:国文学研究資料館1階 展示室
日程:展示期間中、毎週金曜14時~15時、全6回
・9月6日(金) 福澤徹三(すみだ郷土文化資料館)
・9月13日(金) 加藤弓枝(名古屋大学)
・9月20日(金) 甲斐温子(静岡大学)
・10月4日(金) 髙橋 諒(天理図書館)
・10月11日(金) 小野寺拓也(神田女学園中高)、柿沼紅衣(慶應義塾大学大学院生)
・10月18日(金) 西山美香(早稲田大学非常勤講師)
関連イベント
日時:2024年9月27日(金) 13時30分~17時30分
場所:国文学研究資料館2F 大会議室
定 員:100名
受講料:無料
事前申込制先着順
以下のいずれかの方法でお申し込みください。
①Eメール bunko.seminar[at]nijl.ac.jp(送信時に、[at]を@に置き換えてください)にて、タイトルに「松野文庫セミナー申込」、本文に氏名、氏名ヨミ、メールアドレスを記入し送信してください。
②ウェブフォーム
後日Eメールにて受講票を送付いたします。
申し込み締め切り:9月17日(火)
※ただし、定員になり次第締切とします。
ご記入いただいた個人情報は、当行事運営のために使用します。
基調講演
田渕句美子(早稲田大学教授)【演題】松野陽一の研究と言葉から―孤独と幽寂―
久保田啓一(広島大学教授)【演題】江戸武家歌壇の媒介者たち―仁木充長・荷田在満・賀茂真淵を中心に―
講演
舘野文昭(埼玉大学准教授)【演題】『俊成卿九十賀記』研究の可能性―松野陽一の研究と蔵書を起点として―
川上 一(国文学研究資料館助教)【演題】写字台旧蔵二十一代集の意義と展望―松野文庫蔵『千載和歌集』から―
問い合わせ先
国文学研究資料館 学術情報課社会連携係
TEL:050-5533-2984 FAX:042-526-8606
E-mail:jigyou[at]nijl.ac.jp(送信時に、[at]を@に置き換えてください)