令和5年(2023年)通常展示「和書のさまざま」
新型コロナウイルス感染症が5類感染症に移行したことに伴い、事前予約制を廃止しました。
観覧希望の方は直接展示室までお越しください。
展示名:通常展示「和書のさまざま」
会期:令和5(2023)年3月1日(水)~7月24日(月)
開室日:
3月 | 1日(水), 3日(金), 6日(月), 8日(水), 10日(金), 13日(月), 15日(水), 17日(金), 20日(月), 22日(水), 24日(金), 27日(月), 29日(水), 31日(金) |
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4月 | 3日(月), 5日(水), 7日(金), 10日(月), 12日(水), 14日(金), 17日(月), 19日(水), 21日(金), 24日(月), 26日(水), 28日(金) |
5月 | 1日(月), 8日(月), 10日(水), 12日(金), 15日(月), 17日(水), 19日(金), 22日(月), 24日(水), 26日(金), 29日(月), 31日(水) |
6月 | 2日(金), 5日(月), 7日(水), 9日(金), 12日(月), 14日(水), 16日(金), 19日(月), 21日(水), 23日(金), 26日(月), 28日(水), 30日(金) |
7月 | 3日(月), 5日(水), 7日(金), 10日(月), 12日(水), 14日(金), 19日(水), 21日(金), 24日(月) |
開室時間:午前11時~午後4時
場所:国文学研究資料館1階 展示室
主催:国文学研究資料館
入場無料
パンフレットはこちらからダウンロードいただけます。
展示のみどころ
この展示が対象とする「和書」とは、主として江戸時代までに日本で作られた書物を指します。堅い言葉で言えば「日本古典籍」ということになります。ただし、明治時代頃までは江戸時代の書物の系統を引く本が作られていましたので、それをも取り扱っています。
「和書」と似た言葉で「国書」という語がありますが、これは古典籍の内で、日本人の著作した書物を言います。「和書」はそれより広く、漢訳仏典や漢籍、あるいはヨーロッパ人の著作も含め、江戸時代以前に日本で製作されたすべての書物を指す言葉です。
一般に書物が製作されるには、それを支えまた受容する文化的背景があり、そうして製作された書物が、新たな文化―文学、芸能、思想、宗教など―を生み出す基になるという現象が普遍的に見られます。書物によって展開した日本の文化を考える上で、日本人の著作か否かを問わず、日本で製作されたすべての本を視野に入れなければならない理由がここにあります。
国文学研究資料館は、創設以来四十年以上にわたり、全国の研究者の御協力をいただき、所蔵者各位の御理解のもとに、国内外に所在する日本古典籍の調査を継続して行ってきました。調査を通して得られた、古典籍に関する新たな知見も少なくありません。この展示には、その成果も反映しています。
この展示では、和書について、まず形態的、次に内容的な構成を説明した上で、各時代の写本・版本や特色のある本を紹介し、併せて和書の性質を判断する場合の問題をいくつか取り上げてみました。全体を通して和書の基本知識を学ぶとともに、和書について考えるきっかけとなることをも意図しています。
和書の広大な世界を窺うためにはささやかな展示ではありますが、以て日本古典籍入門の役割を果たすことを願っています。
展示解説
電子展示室
通常展示「和書のさまざま」はweb上でもご覧いただける電子展示室としても公開しています。ぜひご覧ください。
新型コロナウイルス感染症対策について
【展示室の感染症対策】
当館展示室では、感染症対策として、
■展示室内の清掃・消毒の徹底
■入場者数の制限
を行っています。
【展示室にお越しになる皆様へのお願い】
■手洗いや手指消毒に御協力ください。
■展示室内で激しく咳き込まれる等、風邪のような症状がある方には、展示室からの御退出をお願いする場合があります。
■展示室内で体調が悪くなられた場合は、展示室受付のスタッフにお申し出ください。
■展示室内では他の観覧者の方との距離をできるだけ2m取るように心がけてください。
■展示室内での会話はお控えください。
■展示室内の展示物、展示ケース、使用を中止している機器等には手を触れないでください。
【イベント開催時のチェックリスト】
イベント開催時のチェックリスト【東京都様式】
展示替えについて
資料保護のため、定期的に展示替えを行います。
問い合わせ先
国文学研究資料館学術情報課事業係
TEL:050-5533-2984 FAX:042-526-8606
E-mail:jigyou[at]nijl.ac.jp(送信時に、[at]を@に置き換えてください)