特別展示「近衞家陽明文庫 王朝和歌文化一千年の伝承」
会 期:平成23年10月8日(土)~12月4日(日)※期間中、月曜日は休室(10月10日を除く)
前期:10月 8日(土)~10月30日(日)
中期:11月 1日(火)~11月20日(日)
後期:11月22日(火)~12月 4日(日)
休室日:日曜・月曜、4月30日(月)、5月3日(木・祝)、5月4日(金・祝) ※5月5日(土・祝)、5月6日(日)は開催
開催時間:午前10時~午後4時30分※入場は午後4時まで
場 所:国文学研究資料館 1階展示室
特別鑑賞料:300円 ※高校生以下無料 ※身体障害者手帳保持者は手帳提示により、介助者と共に無料です。
展示のみどころ
特別展示「近衞家陽明文庫 王朝和歌文化一千年の伝承」では、陽明文庫に収蔵されている近衞家伝来の品の中から、王朝和歌文化に関連する資料を多数出品します。特に本展は、特定研究「陽明文庫における歌合資料の総合的研究」(研究代表者:中村康夫教授)の成果として、平安時代に編纂された歌合の記録や、近衞家の歴代当主の文芸活動を示す和歌懐紙、近世の近衞家と皇室との関わりを示す宸翰(歴代天皇の筆跡)なども併せて展示します。 さらに、近衞家伝来の名宝として有名な古筆の名品も多く展示することで、近衞家という家を核として伝えられた王朝和歌文化の世界を実感していただきたいと思います。
陽明文庫について
「陽明文庫」とは、1938 年(昭和13 年)に当時の内閣総理大臣近衞文麿(近衞家29 代当主)が、仁和寺の北西部に設立したものです。藤原道長自筆の日記である「御堂関白記」(国宝)、名筆の集大成である「大手鑑」(国宝)、美麗な唐紙に和漢朗詠集を書写した「倭漢抄」(国宝)等、五摂家の筆頭である近衞家が宮廷文化の中心として護り伝えてきた貴重な文書や宝物を収蔵しています。
展示替えについて
一部の作品は、文化財保護のため展示替えを行っております。
展示期間の詳細は、下記問い合わせ先へご連絡いただき、ご確認下さい。