秋季特別展 「仮名垣魯文( ROBUN )百覧会」
会 期:平成18年10月17日(火)~11月2日(木)
開室時間:午前10時~午後4時30分
会 場:国文学研究資料館 展示室
入場料無料
展示予定書目
「西洋道中膝栗毛」「牛店雑談 安愚楽鍋」「高橋阿伝夜刄譚」をはじめ、「珍猫 百覧会開筵」引札、魯文自筆原稿・葉書等。
展示内容
いわゆる 「近代 小説」の黎明期にあって、江戸後期の戯作文学を継承する「開化期戯作」と呼ばれるジャンルが隆盛をみています。この秋期特別展 では、日本文学研究史において空白部分を多く残す幕末・明治開化期文学と、当時の戯作界の雄と目される仮名垣魯文の著作活動の全容を明らかにすることを テーマとしています。また、それらの文学史上の意義についてのシンポジウムを企画しています。
(本展示およびシ ンポジウムは、国文学研究資料館複合領域研究系「開化期 戯作の社会史研究」プロジェクトによる研究成果です。)