春季特別展 「みたて」と「やつし」― 浮世絵・歌舞伎・文芸―
会 期:平成18年5月10日(水)~6月1日(木)
開室時間:午前10時~午後4時30分
会 場:当館2階展示室
休館日:土曜・日曜
入場料無料
展示予定書目
井原西鶴作『好色一代男』、山東京伝画作『手拭合』、
鳥文斎栄之画『略三十六歌仙』、三代目歌川豊国画『見立七小町』等
展示内容
文学・絵画・演劇などさまざまな分野で日本人がとって来た表現方法に、「みたて」・「やつし」があります。
「みたて」は一つのものを別のものになぞらえること、「やつし」は昔の権威あるものを現代風に卑近にして表すことです。
今回の展示とシンポジウムでは、江戸時代の文学をはじめ浮世絵や歌舞伎にいたるまで、さまざまな分野で見られる「みたて」と「やつし」を、館蔵資料を中心に紹介してまいります。
※本展示およびシンポジウムは、国文学研究資料館 文学形成研究系「近世文芸の表現技法〈見立・やつし〉の総合研究」プロジェクトによる研究成果です。