国文学研究資料館は、古典籍などの文献資料を対象とした研究に関心のある方を対象に、一次資料の利用方法、取り扱いの方法、および研究への応用をテーマとした対話型のワークショップを開催します。特に大学院生と若手研究者の参加を歓迎します。
〇第12回(2025年2月21日・一部ハイブリッド開催)
「なぜ連歌は句を懐紙に書くのか」
講師:松本麻子(聖徳大学 教授)
日時:2月21日(金)午後3時~午後5時(東京時間)
会場:国文学研究資料館(一部ハイブリッド開催)
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〇第11回(2024年11月13日・一部ハイブリッド開催)
「経絵の世界―仏典と説話が重層するイメージを読み解く―」
講師:山本聡美(早稲田大学 教授)
日時:11月13日(水)午後3時~午後5時(東京時間)
会場:国文学研究資料館(一部ハイブリッド開催)
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〇第10回(2024年2月21日・一部ハイブリッド開催)
「古活字版から見る日本の書物史」
講師:佐々木孝浩(慶應義塾大学附属研究所斯道文庫 教授)
日時:2月21日(水)午後3時~午後5時(東京時間)
会場:国文学研究資料館(一部ハイブリッド開催)
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〇第9回(2023年11月15日・一部ハイブリッド開催)
「たった1枚・広がる世界―古筆切研究の方法と実践―」
講師:久保木秀夫(日本大学 教授)
日時:11月15日(水)午後3時~午後5時(東京時間)
会場:国文学研究資料館(一部ハイブリッド開催)
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〇第8回(2023年1月13日・一部ハイブリッド開催)
「絵巻入門―絵巻をしる・みる・さわる」
講師:粂汐里(国文学研究資料館 特任助教)
日時:1月13日(金)午後3時~午後5時(東京時間)
会場:国文学研究資料館(一部ハイブリッド開催)
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〇第7回(2022年11月4日・一部ハイブリッド開催)
「『文体』を調べる本―日本近代の文例集」
講師:多田蔵人(国文学研究資料館 准教授)
日時:11月4日(金)午後3時~午後5時(東京時間)
会場:国文学研究資料館(一部ハイブリッド開催)
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〇第6回(2021年9月9日・オンライン開催)
トピック:歌書
講師:神作研一(国文学研究資料館 教授)
日時:9月9日 (木) 午前9時~午前11時(東京時間)
会場:オンライン開催(Zoomを使用し録画されません)
概要:「和歌の添削と批評」
この25年で劇的に進展した近世和歌研究の現状を振り返り、当代の「雅俗」を踏まえながら、和歌史研究の方法や近世和歌史の特質(「堂上から地下へ」「地下から地方へ」)、歌書刊本の変遷等に目配りした上で、具体的には上方地下歌人による添削資料を読み解きます。
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〇第5回(2021年7月1日・オンライン開催)
トピック:『源氏物語』の注釈資料
講師:ノット・ジェフリー(国文学研究資料館 研究部 助教)
日時:7月1日 (木) 午前9時~午前11時(東京時間)
会場:オンライン開催(Zoomを使用し録画されません)
概要:「注釈資料の情報学―『源氏物語』を例に―」
読者に応じて編まれた注釈資料は同時に読者を映す鏡として、対象作品の受容史を記録する一方で、享受者側の関心や解釈態度等についても豊富な情報を後代に残します。『源氏物語』を対象とした多種多様な注釈資料を例に、その情報の扱い方についてお話しします。
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〇第4回(2021年4月27日・オンライン開催)
トピック:禅宗の仮名法語
講師:ディディエ・ダヴァン(国文学研究資料館 研究部 准教授)
日時:4月27日 (火) 午前9時~午前11時(東京時間)
会場:オンライン開催(Zoomを使用し録画されません)
概要:「仮名法語-中近世の仏教入門書―」
「仮名法語」と呼ばれている文献は必ずしも同質のジャンルを成していませんが、共通点としては仏教入門書であると言うことが出来ます。本ワークショップでは、簡単な概論を述べたあとに、臨済宗の仮名法語から具体例を見ながら仮名法語を紹介するとともに、仏教用語の調べ方や仏典の扱い方などについて簡単にお話します。
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〇第3回(2020年12月16日・オンライン開催)
トピック:江戸時代の版本
講師:木越俊介(国文学研究資料館 研究部 准教授)
日時:12月16日 (水) 午前9時~午前11時(東京時間)
会場:オンライン開催(Zoomを使用し録画されません)
概要:「江戸時代の版本―刊記の読み方」
江戸時代の版本に付されている刊記は、分かるようで分からないことが多々あります。たとえば、「複数の本屋さんの名前があるのはなぜ?」「同じ内容の本なのに刊記が異なるのはなぜ?」など、誰もが疑問に思う点を、文化的背景とともに丁寧に説明します。
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〇第2回(2020年11月26日・オンライン開催)
トピック:絵巻・奈良絵本
講師:齋藤真麻理(国文学研究資料館 研究部 教授)
日時:11月26日 (木) 午前9時~午前11時(東京時間)
会場:オンライン開催(Zoomを使用し録画されません)
概要:「奈良絵本・絵巻とデジタル化時代」
奈良絵本・絵巻の制作や享受の実態を探るには、内容分析と書誌情報が重要です。海外所蔵機関のデジタル画像の活用を含め、国文研の貴重書『大黒舞』『子易物語』等を例にお話します。
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〇第1回(2020年11月4日・オンライン開催)
トピック:和刻本漢籍
講師:山本嘉孝(国文学研究資料館 研究部 准教授)
日時:11月4日 (水) 午前9時~午前11時(東京時間)
会場:Zoomを用いたオンライン開催(すべてのセッションはライブで行われ、録画されません)
概要:「同時代資料の調べ方 ― 和刻本漢籍を例に」
文学研究には、著者や同時代の読者が目にした可能性の高い同時代資料を活用することが不可欠です。江戸~明治時代の和刻本漢籍(『論語』、『古文真宝』、『唐詩選』等)を例にお話します。
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