大学共同利用機関法人 人間文化研究機構 国文学研究資料館

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※日付がピンクの場合は予約が定員に達しています。

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※日付がピンクの場合は予約が定員に達しています。

源氏物語・新古今集ほか抜書 (げんじものがたり・しんこきんしゅう ほか ぬきがき)

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【解題】
請求記号ヨ1-149
室町前期写
巻子本1軸
17紙継
1紙は縦29.1×横44.8センチ
見返しは、金箔押し(釣り鐘紋)。
料紙の天地には、金銀箔が施されているが、後代の所為とおぼしい。

内容は、以下の通り。

『源氏物語』葵巻の和歌と詞の抜粋、
『源氏物語』須磨巻の和歌と詞の抜粋、
『源氏物語』浮舟巻の和歌と詞の抜粋、
出典未詳の候文(艶書文例か?)
『新古今集』秋上・386番歌「かぜふけば~」
『新古今集』秋上・394番歌「時しもあれ~」
以上が、約760センチの料紙に、散らし書きされている。

巻末に「右源氏語一巻者/伏見仙院宸翰也 殆無疑貽者哉/臨池之奇珍入木之握玩 不可過之而己/日枝昨木老叟[花押]/記之」との識語があり、一方、箱書には「後伏見院震翰/源氏語 一軸」とあるのだが、筆跡・料紙から、室町前期の作と推定しておく。

識語と箱書は、本書を「源氏語〈げんじことば〉」と呼んでいるが、類同の諸書に照らして、『源氏物語抜書』と題するのが妥当だろう。

14-15世紀には、こうした王朝かな文学の抜書本がまま制作されており、『源氏物語抜書』としては、国立歴史民俗博物館蔵の伝伏見天皇宸翰本、徳川美術館蔵の伝後光厳天皇宸翰本、大応寺蔵の伝後花園天皇宸翰本、石山寺蔵の伝後花園天皇宸翰本などが有名である。京都国立博物館図録『かなの美』・大阪市立美術館図録『やまと絵の軌跡』などを参照されたい。

【 翻刻 】
▼画像1枚目
袖ぬるゝ戀ちと
かつはしりな
から
おりたつたこの
みつからそう

いける世のわかれ
をしらてへ
つゝ

▼画像2枚目
枕をそはたてゝ
よものあらし

聞たまふ

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