マレガ・プロジェクトは、2011年にローマ教皇庁バチカン図書館で発見された、キリシタン禁制に関する歴史的史料の調査と研究のために発足しました。
この名前は、この史料を戦前の日本で集め、研究し、バチカンにもたらしたサレジオ会宣教師のマリオ・マレガ神父によります。
このプロジェクトは、バチカン図書館と人間文化研究機構、そして国内や海外から多数の研究者が参加し、進められています。
年2回程度の史料整理・調査を行い、その活動や研究の成果はシンポジウムなどを通じて公表し、世界のメディアなどからも大きな注目を集めています。
発見された文書群は、大半が新出の未整理状態にある重要な史料です。
これらを世界に向けて公開するため、日本側とバチカン側の協力体制の下、目録作成や保存措置、デジタル画像化の作業を進めています。
また、新たな史料研究やキリシタン研究に取り組むだけでなく、データベースの作成・公開、日本史料の保存管理や調査方法の普及も行っています。この文書の学術的価値や可能性を日本資料の調査方法とともに情報発信し、日本研究と日本文化理解を促進することを目的としています。
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ローマの日本文化会館で10/26に<講演会>、ローマ大学で10/27, 28にくずし字講座を開催
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