共同研究

機構内連携共同研究

目次

異分野融合による総合書物学の構築

研究期間

平成28(2016)年度~令和3(2021)年度

研究代表者

谷川 惠一(国文学研究資料館 教授)平成28(2016)~令和元(2019)年度
藤實 久美子(国文学研究資料館 教授)令和2(2020)~令和3(2021)年度

研究の概要

「広領域連携型基幹研究プロジェクト」として、国文学研究資料館が主導機関となり、国立歴史民俗博物館・国立国語研究所・国際日本文化研究センターが各研究ユニットに分かれて実施。歴史的典籍の「書物」としての面に着目し、従来の書誌学に異分野融合の観点を加え、「総合書物学」という研究分野の構築を試みた。

研究ユニット

古代の百科全書『延喜式』の多分野協働研究

研究代表者

小倉 慈司(国立歴史民俗博物館 准教授)

研究の概要

古代史のみならず文化史、科学史といった他の研究分野からも注目されるべき資料である『延喜式』主たる対象として、諸写本や版本等の調査を踏また本文の検討、『延喜式』の受容史・研究史等に及んだ検討により、総合書物学の観点から研究を推進した。さらに現代語訳や英訳など、『延喜式』を日本古代史にとどまらない諸分野で活用できるような方法の模索にも取り組んだ。

表記情報と書誌形態情報を加えた日本語歴史コーパスの精緻化

研究代表者

高田 智和(国立国語研究所 准教授)

研究の概要

文献学と言語計量の手法により、言語単位(単語、文節、句、文など)と表記・書記単位(仮名字体、漢字字体、連綿文字列、句読点等表記記号など)と書物や版面の形状(装丁、料紙、版型、頁遷移、行遷移など)との相関関係の解明に取り組んだ。

キリシタン文学の継承―宣教師の日本語文学

研究代表者

郭 南燕(国際日本文化研究センター 准教授) 平成28(2016)年度
井上 章一(国際日本文化研究センター 教授) 平成29(2017)年度

研究の概要

宣教師(カトリック、プロテスタント)の日本語文学を、書物として成立するまでの各段階(著述、印刷、出版、流布、受容)において考察し、近代日本の宗教、政治、思想、社会、教育、言語、文学、美術、地図、音楽、芸能などへの波及効果の解明を試みた。また、その独自性と普遍性の双方を理解するために、宣教師の中国語文学・韓国語文学との比較を実施した。

文化・情報の結節点としての図像

研究代表者

山田 奨治(国際日本文化研究センター 教授)
平成30(2018)~令和3(2021)年度

研究の概要

「近世絵入百科事典データベース」のコンテンツ拡充をはかり、図像、百科事典、字典をキーポイントとして各ユニットの研究を連携させ、「総合書物学」の構築を促進した。
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