拠点主導共同研究
目次
共同研究による著書、論文は、下記リンクをご覧ください。
法華経の日本での享受についての研究
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研究期間
- 平成27(2015)年度
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研究代表者
- 浅田 徹(お茶の水女子大学 教授)
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研究の概要
- 古代・中世の日本における『法華経』の享受について、宗教史・古典文学・日本語史・美術史・書道史・芸能史など多様な観点から考察した。
日本の歴史的典籍の画像データベースを利用した国際的教育プログラムの開発
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研究期間
- 平成27(2015)年度
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研究代表者
- 飯倉 洋一(大阪大学 教授)
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研究の概要
- 海外の研究者・図書館関係者らの古典籍画像データベース活用やくずし字教育に関する現在の取り組みについての情報収集を行い、これを基にくずし字解読学習支援ソフトの開発を推進した。
「見立て」と日本文化の諸相
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研究期間
- 平成27(2015)年度
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研究代表者
- 福長 進(神戸大学 教授)
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研究の概要
- 「見立て」とは、ある対象を、それを支えるコンテクストとは別のコンテクストに据え直して位置づけ、意味づけることである。これまでの特定の分野における「見立て」研究の成果を踏まえて、さらに深化拡充すべく、日本文学・日本語・日本史・美術史・社会学・英文学の諸領域の国内外の研究者と共同研究を組織し、古典籍データベースを活用して、個別の対象に即しながら多角的に、文化的認識としての「見立て」を切り口にして日本文化の内質を考察した。
西欧および近代日本における日本「古典」の受容のあり方についての研究~南方熊楠を視座として~
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研究期間
- 平成27(2015)年度
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研究代表者
- 千本 英史(奈良女子大学 教授)
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研究の概要
- 「古典」が書物という形態を通して、「日本」という枠組みをどのように形成してきたか、それが、明治期を通してどう変化し、立ち上げられたかについて、南方熊楠に焦点をあてて具体的・実証的に検討した。
書誌学・文献学の再構築
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研究期間
- 平成27(2015)年度~令和元(2019)年度
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研究代表者
- 谷川 惠一(国文学研究資料館 研究部 教授)
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研究の概要
- 日本における書誌学と文献学のあり方の歴史的な再検討を通して、日本の人文学の新たな研究分野としての総合書物学の構築を試みた。
青少年に向けた古典籍インターフェースの開発
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研究期間
- 平成27(2015)年度~平成29(2017)年度
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研究代表者
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田中 大士(国文学研究資料館教授)平成27(2015)年度
小山 順子(国文学研究資料館准教授)平成28(2016)~平成29(2017)年度 -
研究の概要
- 「初中等学校における古典教育」研究会や、古典籍画像を利用した小学校~高等学校の生徒に対する授業やミニ講義を通して、主に若年層に向けての古典籍の普及・啓蒙活動の方法を模索するとともに、古典籍DBや画像を用いた方法・コンテンツの開発を推進した。
日本古典籍の比較書誌学的研究
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研究期間
- 平成29(2017)年度~令和元(2019)年度
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研究代表者
- 落合 博志(国文学研究資料館 研究部 教授)
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研究の概要
- 「日本古典籍の書誌概念と書誌用語の国際化」における日本古典籍の書誌概念と用語の整理検討及び書誌用語の英訳等の成果を踏まえ、日本の古典籍について、国際的な観点からの位置付けにより、世界の書物史における特色を考察した。