第11回日本古典籍セミナー

日 程:2023年3月26日(日)
会 場:オンライン開催
テーマ:「能狂言研究への招待―パフォーマンスと表象―」

第一部:世界のコレクション紹介
・シェラー・クインタナ(神奈川大学助教・元ボストン美術館RA)
「ボストン美術館、その歴史と日本の収蔵品」 (PDF:6MB)
・宮本圭造(野上記念法政大学能楽研究所教授)
「能楽資料の宝庫―法政大学能楽研究所の蔵書紹介―」 (PDF:8MB)

第二部:講演
「パフォーマンスの規則と記録」 (PDF:6MB)
【講師】山中玲子(野上記念法政大学能楽研究所教授)
【講演要旨】能や狂言は、室町時代に成立し現在まで演じ続けられている演劇です。そのため、研究には現在の上演を見ることも必要です。ただし、現在の能と室町時代の能はけっして同じではありません。古い時代の演出を知るためには、型付、囃子伝書、役者たちの逸話等々の資料を読み解くことも必要になります。録画技術が無い時代、演じられては消えていくパフォーマンスはどのように書き留め伝えられてきたのか。我々はその 資料を研究にどう利用できるのか。いくつかの例を紹介します。

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