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ポスターセッション報告者募集のお知らせ“Cross-Border Dialogues in Digital Humanities × Public History― Doing Digital Public History & Public-Facing Digital Humanities ―”

2026年3月2日(月)に、国文学研究資料館古典籍データ駆動研究センターでは、ルクセンブルク大学の現代史及びデジタルヒストリー研究センター(C²DH)のAndreas Fickers教授をお招きし、国際シンポジウム”Cross-Border Dialogues in Digital Humanities × Public History― Doing Digital Public History & Public-Facing Digital Humanities”を開催いたします。

本シンポジウムは、国際的な文脈のもとで、デジタルヒューマニティーズ(DH)とパブリックヒストリー(PH)の越境的な対話の場を開き、両者の往還を強化することを目的としています。

この度、このシンポジウムでポスターセッションを開催することとなり、DHとPHの両方、あるいはいずれかにかかわる以下のような研究あるいは実践報告を広く募集します。

  1. DHの研究成果をPHの観点から社会に発信する試み
  2. 地域コミュニティや教育現場で市民と共創するDH実践
  3. PHの共創活動をデジタルな方法で行う取組み
  4. 地域社会や教育現場におけるデジタルパブリックヒストリーの実践

本ポスターセッションでは、研究・実践の現場を共有し、国内外の参加者との対話を通じて、デジタル時代の人文学・歴史学の公共的展開を考えます。研究者・教育関係者・文化機関職員・市民活動団体など、幅広い分野からの応募を歓迎します。

募集要項

  • 報告資格:特になし。ただし、本シンポジウムはオンライン配信を行いますが、ライトニングトークの配信は行うものの、ポスターセッションは配信いたしません。そのため、現地で発表が可能なことが条件となります。
  • 報告内容:DHとPHの両方、あるいはいずれかにかかわる実践や研究内容
  • 発表形式:ポスター発表(A1縦サイズ)。なお、1分間のライトニングトークもあわせてお願いします。ライトニングトーク用に1分間の口頭紹介用スライド(1枚)もご準備ください(採択後にご案内します)。
  • 発表言語:日本語または英語(ただし、ポスターの各見出しには日英併記でお願いします。)
  • 応募方法:以下のフォームから、投稿者氏名・連絡先・400字以内の発表概要を提出してください。
    https://forms.gle/enw6AWdPJX6SQokn8
  • 募集締切:2026年1月16日(金)
  • 採択通知:2026年1月30日(金)予定

なお、報告申込多数の場合は当館古典籍データ駆動研究センターにて審査、調整いたします。採択報告者数は全部で20名を予定しております。

 

想定されるテーマ例

  • デジタルアーカイブを活用した地域における社会連携活動

  • 教育・博物館・地域資料館でのDHやPHの実践事例

  • 市民参加型の史料調査・デジタル展示・ワークショップ実践

  • 歴史資料のデジタル可視化・AI活用による新しい歴史叙述の試み など

上記以外にも、DHのみ、あるいはPHのみをテーマにした研究や実践に関しても広く対象といたします。

 

採択スケジュール

報告受付開始 2025年11月下旬
報告受付締切 2026年1月16日(金)
報告採択者への通知 2026年1月30日(金)予定 
研究会当日 2026年3月2日(月)

お問い合わせ

国文学研究資料館古典籍データ駆動研究センター 菊池信彦
E-mail:kikuchi.nobuhiko@nijl.ac.jp