
「萌の朱雀」「殯の森」、最新作「朝が来る」などで、家族とケア、
「家」のもつれやその大切さなどを扱ってこられた映画作家の河瀨直美氏と、
「家」、「家族」のことを主軸に語り合っていきます。是非ご視聴ください。
(2022年1月31日にYoutubeライブ配信を行いました。)

©︎arata dodo
河瀨 直美 映画作家
生まれ育った奈良を拠点に映画を創り続ける。
一貫した「リアリティ」の追求はドキュメンタリー、フィクションの域を超えカンヌ映画祭をはじめ、国内外で高い評価を受ける。監督代表作は『萌の朱雀』『殯の森』『2つ目の窓』『あん』『光』『朝が来る』など。DJ
、執筆、出演、プロデューサーなど表現活動の場を広げながらも故郷奈良にて「なら国際映画祭」を立ち上げ、後進の育成にも力を入れる。
2025年大阪・関西万博テーマ事業プロデューサー(シニアアドバイザー兼務)、バスケットボール女子日本リーグ会長、国連教育科学文化機関(ユネスコ)親善大使も務める。野菜やお米をつくる一児の母。
公式映画総監督を務めた「東京2020オリンピック(仮)」は今年6月公開予定。

ロバート キャンベル日本文学研究者
早稲田大学特命教授。早稲田大学国際文学館(村上春樹ライブラリー)顧問。国文学研究資料館名誉教授。東京大学名誉教授。
近世・近代日本文学が専門で、とくに19世紀(江戸後期~明治前半)の漢文学と、それに繋がる文芸ジャンル、芸術、メディア、思想などに関心を寄せている。編著作に『日本古典と感染症』(角川ソフィア文庫、編著)、『東京百年物語』(岩波文庫、編)、『井上陽水英訳詞集』(講談社)などがある。
対談シリーズの趣旨
当館のロバートキャンベル名誉教授が年に数回実施する対談シリーズの企画です。毎回各界から1人のゲストをお呼びし、クロストークを展開します。
ゲストはスポーツ、メディア、食文化、音楽等各界で活躍する第1人者で、自らの知見と技を確立させるのに言葉と格闘する経験を持つ方々です。文字を通して他者の存在を知り、自分の思いを伝えることで手に入れたものは何か。回ごとに国文学研究資料館が所蔵する豊富な古典籍から1点を選び出し、ゲストと共有し、その1冊に触れた感想、感じたことを契機として人生を繙いていきます。
現代において日本の古典文学が人々にどのような力を与え得るのかについて、専門外の第1人者との対話や、参加者からの質疑等によってあぶり出すことを目ざします。
主 催 : 国文学研究資料館 多摩信用金庫 助 成 : 文化庁/日本芸術文化振興会
お問合せ : 国文学研究資料館学術情報課 ないじぇる芸術共創ラボ担当 nijl_arts_initiative@nijl.ac.jp
※新型コロナウイルス感染拡大の状況により、予定を変更することがございます。その際は、当館WEBサイト等よりご案内いたします。