一冊対談集第7回 山村浩二 x ロバート キャンベル
- 2021年2月6日(土)
- 会場:立川市 国文学研究資料館

山村浩二さんの短編アニメーション『ゆめみのえ』の創作秘話や、文字と絵について、キャンベル館長との対談を行いました。
なんと山村さんが、『鳥獣略画式』(鍬形蕙斎)より一画を選び、模写をしてくださいます。是非お見逃しなく!(#3 10:08~)

山村 浩二 アニメーション作家
名古屋市生まれ。東京造形大学卒業。ヤマムラアニメーション有限会社代表取締役、東京藝術大学教授、 米国アカデミー賞(映画芸術科学アカデミー)会員。
代表作『頭山』は、アカデミー賞短編アニメーション部門正式ノミネート、『カフカ 田舎医者』とあわせ、 世界5大アニメーションフェスティバルすべてでグランプリを獲得。ほかにも国内外の映画祭で上映、受賞多数。他に『パクシ』『バベルの本』『古事記 日向編』『年をとった鰐』 『マイブリッジの糸』など。これまでの活動に対し、川喜多賞、芸術選奨文部科学大臣賞など受賞。
「おやおや、おやさい」「ぱれーど」など絵本作家としても活躍。2019年、紫綬褒章受章。

ロバート キャンベル日本文学研究者
早稲田大学特命教授。早稲田大学国際文学館(村上春樹ライブラリー)顧問。国文学研究資料館名誉教授。東京大学名誉教授。
近世・近代日本文学が専門で、とくに19世紀(江戸後期~明治前半)の漢文学と、それに繋がる文芸ジャンル、芸術、メディア、思想などに関心を寄せている。編著作に『日本古典と感染症』(角川ソフィア文庫、編著)、『東京百年物語』(岩波文庫、編)、『井上陽水英訳詞集』(講談社)などがある。
対談シリーズの趣旨
キャンベル館長が年に数回実施する対談シリーズの企画です。
毎回様々な業界から1人のゲストを呼び、クロストークを展開します。ゲストはスポーツ、メディア、食文化、音楽等各界で活躍する第1人者で、自らの知見と技を確立させるのに言葉と格闘する経験を持つ方々です。
文字を通して他者の存在を知り、自分の思いを伝えることで手に入れたものは何か。回ごとに国文学研究資料館が所蔵する豊富な古典籍から1点を選び出し、ゲストと共有し、その1冊なり歌1首を読まれた感想、感じたことを契機として人生を繙いていきます。
現代において日本の古典文学が人々にどのような力を与え得るかについて、専門外の第1人者との対話や、参加者からの質疑等によってあぶり出すことを目ざします。
主 催 : 国文学研究資料館 多摩信用金庫 助 成 : 文化庁/日本芸術文化振興会
お問合せ : 国文学研究資料館学術情報課 ないじぇる芸術共創ラボ担当 nijl_arts_initiative@nijl.ac.jp
※新型コロナウイルス感染拡大の状況により、予定を変更することがございます。その際は、当館WEBサイト等よりご案内いたします。