1. 教育方法

(1) 授業の定義

 総合研究大学院大学学則、及び総合研究大学院大学文化科学研究科履修規程(以下「履修規程」という)により、講義及び演習については、15時間の授業をもって1単位とする。したがって、本専攻では原則として15コマ(2時間授業を1コマとする。ただし、この場合の1時間は45分を目安とする)授業により、2単位とする。

(2) 授業計画

 授業担当教員は、授業に先立って、授業計画を作成する。教育研究委員会に提出するとともに学生に配布し、これに従って授業を進める。

(3) 履修の認定

 授業科目の履修の認定は、履修規程第7条に基づき、試験及び研究報告により行う。成績の評価は100点満点をもって評価し、60点以上を合格とする。
 単位修得の認定は、教育研究委員会において審査し、専攻委員会で合否を決定する。合格したものには所定の単位を与える。

2. 研究指導方法

(1) 研究計画書

 学生は指導教員とよく相談の上、年度始めに、研究計画書を専攻長に提出し、専攻委員会の審査・承認を得た上で、指導教員による研究指導を受けなければならない。(後期からの復学者は別に定める)

(2) 研究指導

 指導教員は研究計画書に従って研究指導を行う。研究指導は2段階とする。第1段階の研究指導は、在学期間3ヶ年の第1年次に行い、第2段階の研究指導は第1段階の修了者に対して第2年次に行うものとする。

(3) 中間報告論文

 学生は、決められた期日までに研究計画書に基づく研究成果の中間報告論文を、主任指導教員の校閲を経て、専攻長に提出する。専攻委員会は審査の上、受理するか否かを決定する。ただし、中間報告論文は下記aの要件を必ず満たしていなくてはならず、またb、cの要件を満たしていることが望ましい。

a.
研究課題について、中間報告論文提出に先立ち、当専攻が開催する中間報告論文研究発表会(公開)で報告し、一定の評価を得ていること。

b.
研究課題について、1回以上専門の学会、協会で研究発表し、一定の評価を得ていること。

c.
研究課題についての論文が、審査制度の確立した学会、協会誌に掲載されていること。

(4) 研究指導の認定と効果

 中間報告論文の受理をもって、研究指導の認定とする。認定を受けた学生は次の段階の研究指導を受ける資格を有する。すなわち、第1段階の終了後に第2段階に進み、第2段階の終了後に、博士論文指導に進む。
 受理されなかった場合は、再度その段階の研究指導を受けなければならない。すなわち、第1段階を終了しない学生は、再度第1段階の研究指導を受けるものとし、第2段階の研究指導に進むことはできない。このことは、第2段階、博士論文指導段階においても同様とする。

(5) 中間報告論文の研究発表会

 中間報告論文提出締切日の2、3ヶ月前を目安として、専攻委員会の主催による全学生を対象とする中間報告論文研究発表会(公開)を行う。

3. 博士論文予備審査

 博士論文予備審査については、『総合研究大学院大学文化科学研究科日本文学研究専攻における課程博士の学位授与に係る予備審査の手続き等に関する実施要項』に基づいて行う。
 3月(9月)修了見込の者については、5月1日(11月28日)までに主任指導教員の承認を得て、必要書類を専攻長に提出する。専攻委員会の議を経て、専攻長が出願者に結果を通知する。
 予備審査合格後は、直近の博士論文審査に出願しなければならない。出願できない場合は、理由書を提出し、専攻委員会の承認を得なければならない。ただし、休学者は、この限りではない。

4. 博士論文審査

 博士論文審査については、『総合研究大学院大学文化科学研究科における課程博士の学位授与に係る論文審査等の手続き等に関する実施要項』に基づいて行う。
 3月(9月)修了見込の者については、11月1日から11月6日(6月15日から6月20日)までに、専攻長に必要書類を提出する。2月の専攻委員会の議を経て、2月(9月)の研究科教授会において、学位授与の可否について議決する。

( )は9月修了見込み者の時期。