
演題は、片渕須直監督が制作中の映画『つるばみ色のなぎ子たち』のパイロットフィルムに引用された、『枕草子』に出てくる一文です。
春のひととき、『枕草子』を紐解きながら、平安文学の世界へと、ともに思いを馳せてみませんか――。
日時 | 2024年3月9日(土)13時30分開演(13時開場、15時30分終了予定) | |||||
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会場 | 国文学研究資料館 2階大会議室 (東京都立川市緑町10-3)アクセス | |||||
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お申込みについて |
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登壇者片渕 須直

アニメーション映画監督、日本大学芸術学部特任教授・上席研究員
1960年生まれ。監督作はTVシリーズ『名犬ラッシー』(96)、『BLACK LAGOON』(06)、長編『アリーテ姫』(01)、『マイマイ新子と千年の魔法』(09)、『この世界の片隅に』(16)、『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』(19)など多数。
現在、疫病の中に生きる千年前の人々を描く映画『つるばみ色のなぎ子たち』を制作中。
登壇者山中 悠希

立正大学文学部文学科日本語日本文学専攻コース教授
専門は平安文学、『枕草子』本文の研究。
著書・論文等に『堺本枕草子の研究』(武蔵野書院、 2016)、「『枕草子』における女房としての「身」と「心」―「村上の先帝の御時に」の段の検討を通して―」(寺田澄江・陣野英則・木村朗子編『身と心の位相 源氏物語を起点として』青簡舎、 2021)など多数。
司会中西 智子

人間文化研究機構 国文学研究資料館 研究部 准教授
『源氏物語』をはじめとする平安時代の物語文学を主な対象に、その生成と受容、表現的連関、和歌の引用に関する検討を行っている。
著書に『源氏物語 引用とゆらぎ』(新典社、2019)、共編著に『藤原彰子の文化圏と文学世界』(武蔵野書院、2018)がある。