シンポジウム「渋沢敬三が夢みた世界−没後50年企画−」
国文学研究資料館では、企画展示「渋沢敬三からのメッセージ 渋沢栄一「青淵翁記念室」の復元×渋沢敬三の夢みた世界」の関連行事としてシンポジウムを開催いたします。
シンポジウム「渋沢敬三が夢みた世界−没後50年企画−」
日 時:平成25年10月11日(金) 13:00〜17:00(開場 12:30)
場 所:国文学研究資料館2階 大会議室
主 催:国文学研究資料館
渋沢敬三記念事業実行委員会
事前申込不要・入場無料
渋沢敬三アーカイブ−生涯、著作、資料−(渋沢敬三記念事業公式サイト)
概要
「渋沢敬三からのメッセージ」展は、2009年から一般財団法人MRAハウスが助成している「渋沢敬三記念事業」における研究プロジェクト研究成果公開の一環としての展示です。折しも、今年は祖父渋沢栄一の懇望に従って実業の世界に身を投じ、戦時・戦後には日本銀行総裁、大蔵大臣などの公職を歴任、日本経済の大変革期に立ち会い、日本の民俗学・民族学を発展させて文化事業に大きな足跡を残した渋沢敬三(1896−1963)の没後50年にあたります。
没後50年に際しての「渋沢敬三記念事業」には、国文学研究資料館とともに国立民族学博物館も加わり、特別展「渋沢敬三記念事業 屋根裏部屋の博物館 Attic Museum」(2013年9月19日−12月3日)を開催しております。渋沢敬三自身が保存・公開施設の設立に向けて尽力したアーカイブズとミュージアムコレクションが一同に展示公開される機会となりました。多彩な顔を持つ渋沢敬三の優れた功績をお伝えしております。
本シンポジウムでは、私たちが継承してきた「渋沢敬三」の"DNA"、歴史文化遺産の意義を改めて見直すとともに、そのコレクションをいかに未来に継承し、次代の研究基盤を築き上げていくのかを考える契機にしたいと願っています。
プログラム
13:00 開会
主催者あいさつ及び趣旨説明
13:15 報告1
渋沢敬三が構想した水産史研究とその遺産−東日本大震災後の東北からの視点で−
−東北学院大学 准教授 加藤幸治
14:05 報告2
モノ資料からみた日本実業史博物館資料−状態調査と分析−
−(公財)元興寺文化財研究所 記録資料調査修復室長 金山正子
14:55 休憩
15:15 報告3
「青淵翁 御所用品目録 御収蔵品目録」の分析と遺愛の品々の特徴
−国文学研究資料館 機関研究員 高科真紀
16:00 報告4
渋沢敬三が夢みた世界の再現−企画展示「渋沢敬三からのメッセージ」の開催にあたって−
−国文学研究資料館 准教授 青木睦
16:50 討論・質疑応答
ディスカッション・コーディネーター 青木睦
問い合わせ先:
国文学研究資料館 管理部総務課研究協力係
TEL.050−5533−2900 FAX.042−526−8604
E-mail. study-ml☆nijl.ac.jp
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