第7回日本語の歴史的典籍国際研究集会を開催
The 7th International Conference on Pre-modern Japanese Texts

第7回日本語の歴史的典籍国際研究集会
online Live配信 事前申込み


日 時令和3(2021)年11月11日(木)18:00~21:30
開催方法オンラインシンポジウム(Zoom)+YouTubeライブ配信
主 催大学共同利用機関法人人間文化研究機構 国文学研究資料館
チラシのダウンロードはこちら(1519KB)

事前参加登録(受付終了)

【事前参加登録受付締切 11月9日(火)17:00】
事前参加登録をしていただいた方に、発表者への質疑応答用フォームを
ご案内いたします。
※事前参加登録がなくてもYouTubeライブ配信はご覧いただけます。

 

【プログラム一覧】( )内はヨーロッパ中央時間(UTC+1)

17:30(9:30)配信開始
18:00(10:00)開会の挨拶
18:05(10:05)はじめに
18:10〜19:25
 (10:10)〜(11:25)
第1セクション デジタル社会における教育の取組等
ⅰ 古典教材の未来を切り拓く!
ⅱ 「データ駆動型人文学」の担い手を探る
ⅲ くずし字を読むエッジAIの開発
ⅳ 質疑応答
19:40〜21:05
 (11:40)〜(13:05)
第2セクション 具体的実践等の取組
ⅰ ドイツにおけるデジタル・ヒューマニティーズと日本学における応用
ⅱ 古典と地域を結ぶICT活用教育の可能性
ⅲ 江戸時代の占い本『晴明歌占』を用いたアクティブラーニングと和歌占いの普及
ⅳ 質疑応答
21:05〜21:25
 (13:05)〜(13:25)
第3セクション データ駆動による可能性
データ集積とドメイン知識:万葉集を例に
21:25(13:25)閉会の挨拶
21:30(13:30)閉会

※各発表のタイトルは予告なく変更される場合があります。

プログラム詳細

総合司会:山本 和明(古典籍共同研究事業センター長)
YAMAMOTO Kazuaki(National Institute of Japanese Literature)


17:30(9:30) 配信開始

18:00(10:00) 開会の挨拶 渡部 泰明(国文学研究資料館長)
WATANABE Yasuaki(National Institute of Japanese Literature)
18:05(10:05)はじめに ⼭本 和明(古典籍共同研究事業センター長)
YAMAMOTO Kazuaki(National Institute of Japanese Literature)

18:10(10:10)〜19:25(11:25)
第1セクション 「デジタル社会における教育の取組等」

古典教材の未来を切り拓く!
⼭⽥ 和⼈(同志社⼤学⽂学部教授)
YAMADA Kazuhito(Doshisha University)

発表資料はこちら

 小中高・高専・大学等の枠組を超えた実践的教育研究を試みる同志社大学古典教材開発研究センター・古典教材の未来を切り拓く!研究会(コテキリの会)の活動から見えてきた和本やくずし字を用いた古典教材の可能性と課題を探る。


「データ駆動型人文学」の担い手を探る
永崎 研宣(⼈⽂情報学研究所主席研究員)
NAGASAKI Kiyonori(International Institute for Digital Humanities)

発表資料(準備中)

 データ駆動型人文学という言葉が学術政策の文脈で注目を浴びるようになりつつあるが、これを「誰が担うのか」という点は必ずしも明確ではない。本発表では、人文情報学の教育を通じた担い手の育成と今後の見通しについて報告する。


くずし字を読むエッジAIの開発
早坂 太⼀(豊⽥⾼専情報⼯学科教授)
HAYASAKA Taichi(National Institute of Technology, Toyota College)

都合により、本発表のアーカイブ動画は非公開とさせていただきます。ご了承ください。

発表資料はこちら

 本発表では、版本のみならず写本のテストデータに対しても高精度な認識を行うことができる深層学習モデルをRaspberryPiを始めとする小型コンピュータに実装した、くずし字を認識を行うことのできるエッジAIシステム開発について述べる。このシステムはインターネットへの接続を必要としないため、小中学校での教育や古民家での調査などの場面で手軽に利用できる。


質疑応答

19:25(11:25)〜19:40(11:40) 休憩

19:40(11:40)〜21:05(13:05)
第2セクション具体的実践等の取組
ドイツにおけるデジタル・ヒューマニティーズと日本学における応用
ミヒャエル・キンスキー(ゲーテ⼤学フランクフルト・アム・マイン⽇本学部教授)
Michael Kinski(Johann Wolfgang Goethe-Universität Frankfurt am Main)

発表資料はこちら


古典と地域を結ぶICT活用教育の可能性
-楽しみながら学ぶ「木曽路双六」・「ことわざ絵合わせ」-

速⽔ ⾹織(信州⼤学人⽂学部准教授)
HAYAMI Kaori(Shinshu University)
宮本 祐規⼦(⽩百合⼥⼦⼤学准教授)
MIYAMOTO Yukiko(Shirayuri University)
中村 綾(愛知学院⼤学教養部講師)
NAKAMURA Aya(Aichi Gakuin University)

発表資料はこちら

 ICT教育及びGIGAスクール構想に資する学習ツール開発に取り組む共同研究を紹介する。本発表では、主として、楽しみながら古典的知識を学ぶことを目的とし、双六やカルタといった伝統的遊具による主体的・対話的な学習を実現しうる教材展開について、報告したい。


江戸時代の占い本『晴明歌占』を用いたアクティブラーニングと和歌占いの普及
平野 多恵(成蹊⼤学⽂学部教授)
HIRANO Tae(Seikei University)

発表資料はこちら

 成蹊大学のゼミでは、和歌占い文化をリバイバルし、多くの人に楽しんでもらうことを目指し活動している。その内容を紹介しながら、古典を題材とするPBL(プロジェクト・ベースド・ラーニング)の可能性を論じる。


質疑応答
ディスカッサント
中村 ともえ(静岡⼤学教育学部准教授)
NAKAMURA Tomoe(Shizuoka University)

21:05(13:05)〜21:25(13:25)
第3セクション データ駆動による可能性
データ集積とドメイン知識:万葉集を例に
海野 圭介(国文学研究資料館⼤型研究計画設置準備室⻑)
UNNO Keisuke(National Institute of Japanese Literature)

発表資料はこちら

21:25(13:25) 閉会の挨拶 ⼊⼝ 敦志(国文学研究資料館副館長)
IRIGUCHI Atsushi(National Institute of Japanese Literature)
21:30(13:30) 閉会

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