データベース

 皆さまにご利用いただいている「新日本古典籍総合データベース」は、3月1日より、その機能の充実に向け、国文学研究資料館が従来より展開している「日本古典籍総合目録データベース」と統合し、新たなデータベース「国書データベース」として稼働します。
 当面は、新日本古典籍総合データベースのURLから国書データベースのURLへ転送されますが、お気に入り等に登録している場合は、お手数ですが登録変更をお願いします。

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※「新日本古典籍総合データベース」については、以下をご覧ください。

新日本古典籍総合データベース

データベースの概要

新日本古典籍データベース検索画面画像

このデータベースは、「歴史的典籍NW事業」において国文学研究資料館が構築するもので、複数の機関が所蔵する古典籍の情報や、その高精細画像を一度に検索できるポータルサイトです。
旧URL:http://kotenseki.nijl.ac.jp/

データベースの特徴

従来のテキスト検索のほか、画像に付けられたタグや本文テキスト、おすすめキーワードやピックアップコンテンツ、アクセスランキングなど、多彩な検索ができるため、今までよりも気軽に古典籍に親しむことができます。
また、DOI(デジタルオブジェクト識別子)を採用しています。各古典籍データに付けられたDOIにより永続的なアクセスが保証されますので、引用や参照を示す際にはDOIをご記載いただくと便利です。

データベースの利用

国文研所蔵資料はCC BY-SA 4.0で公開していますので、どなたでもクレジット表示をするだけで、自由にご利用いただけます。クレジット表示には、以下の内容を含むようお願いいたします。

ただし、他機関所蔵資料については、それぞれの所蔵機関ごとに利用方法が異なりますのでご注意ください。所蔵機関の利用案内を必ずご確認くださるようお願いいたします。詳細は利用方法のページをご覧ください。

画像の公開単位

画像点数は、原則タイトル単位ですが、IIIF連携によって表示される画像の場合は、所蔵者による公開条件に準じ、冊単位となっている場合があります。

拠点大学の画像公開について

2015年度から、拠点大学における歴史的典籍の撮影が開始されました。以下に各大学からの「お薦めの1点」とともにご紹介します。

  • タイトル名や著者名などから検索したい場合、拠点大学以外で所蔵する資料もあわせて検索したい場合は、新日本古典籍総合データベースをご利用ください。
  • ここで公開されている画像及び「新日本古典籍総合データベース」から公開されている画像について、資料への転載や翻刻掲載など画像の利用を希望される場合は、必ず各所蔵者へ問い合わせ、利用の許諾をとってください。(※以下の、<画像の利用について>にあるリンク先をご参照ください。)

北海道大学附属図書館

公開点数:
  点
資料について
北海道大学附属図書館で所蔵されている古典籍
RECOMMEND
『北蝦夷餘誌』 (きたえぞよし)
『北蝦夷餘誌』は、「北海道」の名付け親として知られる探検家の松浦武四郎が安政3(1856)年に樺太に調査に赴いた際の日記で、挿絵が多数あります。北海道大学附属図書館では武四郎の資料を多く所蔵していて、この資料はそのうちの1点です。
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<画像の利用について>

東京大学総合図書館(鶚軒文庫、鴎外文庫)

公開点数:
  点
資料について
東大総合図書館で所蔵されている鴎外文庫、鶚軒文庫(医学分野)の古典籍
RECOMMEND
『大倭本草』 (やまとほんぞう)
「鴎外文庫」は関東大震災後の復興支援として、大正15(1926)年に遺族から東大図書館へ寄贈された森鴎外の旧蔵書約18,800冊からなるコレクションです。鴎外自筆の書入れも多く見られ、例えば『大倭本草』には「東京大学医学部」の識語や、後年のものと思われる回顧的な書入れがあり、医学生の頃から比較的長期にわたって本書を活用していた様子をうかがい知ることができます。
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<画像の利用について>
東大総合図書館へお問い合わせください

お茶の水女子大学附属図書館

公開点数:
  点
資料について
お茶の水女子大学附属図書館で所蔵されている古典籍
RECOMMEND
『七十二候』 (しちじゅうにこう)
版本『七十二候』三巻三冊(当学の文教育学部日本語・日本文学コース蔵、本来は付属の作品と合わせて五冊本)は暦の七十二候を絵で示したものです。何ら稀書ではありませんが、絵が楽しく、正岡子規の忌日でも知られる「獺祭」(清酒の銘にも)などの知識が広まる過程を見せて面白い資料といえます。
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<画像の利用について>

名古屋大学附属図書館(岡谷文庫)

公開点数:
  点
資料について
名古屋大学附属図書館で所蔵されている岡谷文庫の古典籍
RECOMMEND
『倭名類聚鈔』 (わみょうるいじゅしょう)
『倭名類聚鈔』は、平安時代中期に源順が編纂した辞書です。所蔵本は伴信友書入本等をもとに[神谷]三園による詳細な書き入れ(朱筆・墨筆・青筆・茶筆)があります。名古屋の素封家として知られた岡谷正男氏の旧蔵書で、名古屋大学文学部創設のために寄贈されました。
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<画像の利用について>
名大附属図書館へお問い合わせください

大阪大学(適塾記念センター, 懐徳堂文庫)

『西洋新旧度量比較表』
公開点数:
  点
(適塾: 点, 懐徳堂: )点
資料について
大阪大学で所蔵されている適塾記念センター資料及び懐徳堂文庫資料
RECOMMEND
『西洋新旧度量比較表』 (せいようしんきゅうどりょうひかくひょう)
『西洋新旧度量比較表』(適塾記念センター所蔵)は、西洋の度量衡の換算表。師・宇田川玄真『遠西医方名物考補遺』(1835年)の標目として出版された洪庵最初の業績を推敲したものです。緒方富雄氏(洪庵曾孫)旧蔵書です。
『逸史』
『逸史』 (いっし)
『逸史』(懐徳堂文庫所蔵)は、懐徳堂の黄金期を築いた第四代学主中井竹山の著です。徳川家康の一代記で、大坂の人々が豊臣贔屓で家康の悪口ばかり言うので、正当な歴史的評価としてこの書を著したと言われています。幕府の求めに応じて、正本が献上されました。
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京都大学附属図書館

公開点数:
  点
資料について
京都大学附属図書館で所蔵されている古典籍
RECOMMEND
『名疇』 (めいちゅう)
『名疇』は、江戸中期の京都の儒学者・皆川淇園の代表的な著作の一つです。淇園が提唱した開物学によって、儒学の要語を解説した書です。淇園の子孫より購入した淇園旧蔵書に含まれる自筆稿本で、貴重書に指定されています。
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奈良女子大学学術情報センター

公開点数:
  点
資料について
奈良女子大学学術情報センターで所蔵されている古典籍
RECOMMEND
『寂恵法師歌語』 (じゃくえほうしかご)
『寂恵法師歌語』は、鎌倉歌壇の有力歌人で、陰陽師として鎌倉幕府に使えた寂恵(安倍範元、13C後半~)が正和3年(1314)に著した書です。後水尾天皇側近、中院通村の寛永20年(1643)書写本で、1999年に寄贈された大宮武麿氏旧蔵書中の一点です。
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慶應義塾大学信濃町メディアセンター(富士川文庫)

公開点数:
  点
資料について
慶應・信濃町メディアセンターで所蔵されている富士川文庫(医学分野)の古典籍
RECOMMEND
大正から昭和初期にかけ、慶應義塾大学医学部で医学史を講じた富士川游博士(1865-1940)の旧蔵書の一部は、ご遺族により慶應義塾大学北里記念医学図書館に寄贈され、「富士川文庫」として公開されています。今回デジタル画像で公開するものは、その一部となります。
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関西大学図書館

公開点数:
  点
資料について
関西大学図書館で所蔵されている古典籍
RECOMMEND
『古今和歌集』 (こきんわかしゅう)
今回デジタル化した『古今和歌集』は、建保5年(1217)2月本です。この建保5年2月本については、これまで定家の『明月記』に記事が見えるだけで本文そのものは知られていませんでしたが、近年出現した該本がこの系統唯一の伝本です。朝倉茂入の極札に三井寺時能の筆とあり、実際、時能の署名入り短冊と比較して、彼の書写したものと認められます。
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古典籍のデジタル化(撮影)マニュアル

古典籍のデジタル化(撮影)マニュアルを公開します。
このマニュアルは、歴史的典籍NW事業において標準的に用いられている撮影仕様書をベースに作成したもので、図書館、資料館をはじめ、古典籍の所蔵者の皆様にデジタル化の際の参考にしていただくことを目的として公開するものです。ぜひご活用ください。

クリエイティブ・コモンズ・ライセンス※以下のマニュアル(別紙・別添資料含む)及びマニュアル内で使用されているコンテンツは、クリエイティブ・コモンズ表示4.0 国際ライセンス(CC BY)の下に提供しています。国文研が作成したものであることを明記した上で二次利用することが可能です。

↓日本語の歴史的典籍のデジタル化に関するマニュアル(ワード・エクセル版)

※クリックするとダウンロードが始まります。
マニュアル変更箇所 2022年5月版


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