誹風柳多留
川柳。呉陵軒可有ほか編。明和二年(1765)から天保一一年(1840)年にかけて一六七編が刊行された。
著者 | 呉陵軒可有(木綿) 編 |
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年代 | 明和2年(1765)から天保11年(1840)年刊 |
分類 |
漢詩・漢学
川柳は、雑俳で前句が省略されたもの。俳諧の発句と同じ「五・七・五」の十七音ですが、季語と切字が不要で、俳諧よりもいっそう大衆性が強く、人情や世相を機知的に詠います。創始者は柄井川柳。明和2年(1765)に刊行が始まった『誹風柳多留』(百六十七編)はその代表的作品です(小本)。「六歌仙 六をかけても 歌仙なり」(同書三十三編)、こんな調子です。 各年代における漢詩・漢学の変遷 |
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