狂言記
狂言の台本。江戸時代に版本として刊行され、狂言台本が読み物として楽しまれるようになった。万治三年(1660)刊が最古の版。
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能・狂言
平安時代までの猿楽や田楽は演劇色を強め、専門の芸能集団(座)も現れ、有力な寺社に所属しました。大和猿楽四座のうち、結崎座に出た観阿弥・世阿弥親子は、能の台本である謡曲の作者として、また能役者としても優れ、能を芸術として大成します。一方、庶民的な喜劇である狂言は、社会風刺や権力批判を込めて口語で演じられ、やがて能と能の間に上演されるようになります。 各年代における能・狂言の変遷 |
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