竹取物語たけとりものがたり

竹取の翁が竹の中から見つけて育てたかぐや姫が、美しく成長した後、貴公子たちの求婚を難題によって退け、八月十五日に月の世界に帰って行くという伝奇的な物語。

著者
年代 平安時代中期
分類 物語

『竹取物語』は、竹取の翁が竹の中から見つけて育てたかぐや姫が、美しく成長した後、貴公子たちの求婚を難題によって退け、天皇からの召しも断り、八月十五日に月の世界に帰って行くという伝奇的浪漫的な話です。『源氏物語』絵合巻において「物語の出で来はじめの祖」と言われているように、作り物語の最初の作品と考えられ、この時期の末頃の成立と推定されています。

各年代における物語の変遷
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