豊後国風土記ぶんごのくにふどき

『風土記』は和銅六年(713)に元明天皇が諸国に撰進を命じた地誌で、常陸・播磨・出雲・豊後・肥前の五箇国のものが現存。地理や物産のほか、地名起源伝承を記録する。

著者 神宅臣金太理かみやけのおみかなたりら 撰
年代 奈良時代
分類 地誌・伝承

『風土記』は、和銅6年(713)に元明天皇が諸国に撰進を命じた地誌で、常陸・播磨・出雲・豊後・肥前の五箇国のものが現存します。各国の地理や物産のほか、地名などに関わる伝承を記録しています。『古語拾遺』は、斎部広成が大同2年(807)に撰進したもので、『古事記』『日本書紀』を補う古代伝承の資料として注目されます(成立は平安時代初期ですが、便宜上ここに配列します)。

各年代における地誌・伝承の変遷
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