日本書紀
養老四年(720)成立した日本初の正史。天武天皇の皇子舎人親王が、元正天皇の命によって編纂した。全三〇巻から成り、巻一・巻二は神代、他は歴代の国史である。
著者 | 舎人親王 撰 |
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年代 | 養老4年(720)成立 |
分類 |
神話・歴史
『古事記』は、和銅5年(712)成立。稗田阿礼が伝承していた古代の歴史を、太安万侶が筆録編集したもので、神代から推古天皇(在位593~629)までを収めています。『日本書紀』は、養老4年(720)成立。舎人親王撰。日本最古の官撰の史書で、神代から持統天皇(在位687~697)までを収めています。両書とも、神話・伝承や歌謡・和歌を多く含み、古代の日本人の感性と思想を知る上で重要な作品です。 各年代における神話・歴史の変遷 |
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