出版文化論Ⅰ

教育研究指導分野 文学資源研究
授業科目 出版文化論Ⅰ
担当教員 落合 博志
単位数 2
授業の概要 長い伝統を持つ日本の出版文化について、江戸時代初期までを範囲として、出版者と出版の背景、流通、享受のあり方など、様々な側面から考察する。特に出版が古典の本文に与えた影響について、具体例に即して検討する。併せて、古版本の書誌に関する問題も取り上げる。(講義)
到達目標 ・江戸時代初期までの各種の版本とその特色について認識することができる。
・中世までの日本の書物史における版本の位置について認識することができる。
・版本が作品の本文に与えた影響について認識することができる。
成績評価基準 A,B,C,Dの4段階評価
成績評価方法 授業内容に関係するレポート 100%
授業計画 開講日:2021年5月~9月
1. 『百万塔陀羅尼』とその背景
2. 平安時代後期~末期の仏書の出版
3. 鎌倉時代の春日版
4. 南北朝時代以降の春日版
5. 鎌倉時代の高野版
6. 南北朝時代以降の高野版
7. 鎌倉時代の大和の諸寺院の出版
8. その他の鎌倉時代版
9. 鎌倉時代の五山版
10. 南北朝時代の五山版
11. 室町時代の五山版
12. 南北朝~室町時代の地方出版
13. キリシタン版
14. 古活字版
15. 江戸時代初期における文学作品の開版
実施場所 国文学研究資料館
使用言語 日本語
教科書・参考図書 教科書:特になし
参考図書:・大屋徳城『寧楽刊経史』内外出版
・水原堯栄『高野版之研究』森江書店
・藤堂祐範『浄土教版の研究』山喜房仏書林
・川瀬一馬『五山版の研究』ABAJ(日本古書籍商協会)
・川瀬一馬『古活字版之研究』ABAJ(日本古書籍商協会)
・井上宗雄ほか編『日本古典籍書誌学辞典』岩波書店
備考 特になし