書物情報論Ⅱ

教育研究指導分野 共通科目
授業科目 書物情報論Ⅱ
担当教員 落合 博志
単位数 2
授業の概要・ねらい  資料の活用を重視する日本文学研究専攻の学生は、研究のために原本資料を扱う機会が多いと思われる。この講義は、江戸時代までの日本の古典籍を対象として、形態および内容構成の面から分析することを目的とする。
まず古典籍の基本知識を習得した上で、形態と内容構成の時代やジャンルによる相違などの問題を考える。その作業を通して、古典籍に含まれるさまざまな情報を読み解き、整理して記述する方法を身に付けることを目指す。
授業計画 1.日本古典籍の定義と歴史的背景
2.日本古典籍の装訂(1)巻子本・折本
3.日本古典籍の装訂(2)冊子本
4.日本古典籍の装訂(3)冊子本の綴じ方 5.日本古典籍の書型
6.日本古典籍の部位(1)表紙
7.日本古典籍の部位(2)その他の部位
8.日本古典籍の料紙
9.日本古典籍の構成(1)書名
10.日本古典籍の構成(2)序跋・目録・本文
11.日本古典籍の構成(3)奥書
12.日本古典籍の構成(4)識語
13.日本古典籍の構成(5)刊記・広告
14.日本古典籍の構成(6)書き入れ・蔵書印
15.日本古典籍周辺の資料
成績評価方法 授業内容に関係するレポート
参考図書・参考資料 教科書:国文学研究資料館企画広報室編『和書のさまざま』国文学研究資料館
参考図書:井上宗雄ほか編『日本古典籍書誌学辞典』岩波書店