作品形成論Ⅲ

教育研究指導分野 文学形成研究
授業科目 作品形成論Ⅲ
担当教員 山本 和明
単位数 2
授業の概要 授業のテーマは「文学における諸国」である。主に、近世後期に多く刊行された諸国奇談物ないしは江戸読本等を対象とする。研究方法等や論の組み立てかたを具体的な作品を通じて解説し〔以上:講義〕、講義をうけて、後半では、未翻刻あるいは正確な翻刻の乏しい作品を取り上げ、書誌事項の確認、従来の研究状況の掌握、場合によってはその本文の翻字、釈文の作成を含め、基本的な辞書類やデータベースや同時代の典籍を用いた注釈といった過程を経ての内容理解に努めてもらう〔以上:演習〕。
到達目標 今後、研究を続けていく上での基礎的な調査能力、正確な読解力が育成できる。特に本授業においては、受講生の論文執筆につながる問題意識の形成や、発想の展開を求めていくとともに、積極的に文章化する能力を得ることを促すものである。
成績評価基準 A,B,C,Dの4段階評価
成績評価方法 講義および演習での活動状況50%、および課題の報告(口頭発表および文章50%)によって採点する。
授業計画
1回:(ガイダンス) 本授業の方針、方法の説明。導入講義「19世紀の旅路」
2回:諸国奇談とは何か(読本における諸国)
3回~7回:具体的作品に即しての講義(具体的内容把握)
8回~14回:(演習的把握)作品をとりあげ、書誌事項の確認、研究状況の把握、翻字、釈文、解題の記述等の実習
15回:総括的把握(パワーポイントを用いた発表等)
実施場所 国文学研究資料館
使用言語 日本語
教科書・参考図書 特になし