記録情報論Ⅲ

教育研究指導分野 共通科目
授業科目 記録情報論Ⅲ
担当教員 加藤 聖文
単位数 2
授業の概要 近現代における記録情報の多様性とその社会的背景について考える。 前半では明治・大正期の記録情報社会の形成を取り上げる。具体的には、義務教育制度と印刷技術の向上によって人びとが記録を形成する主体となり、日記や手紙などさまざまな文字記録が蓄積される一方、写真や映像といった非文字記録が登場する歴史をさまざまな記録を素材にして考える。 後半では、昭和期以降の記録情報社会の発展を取り上げる。具体的には、マスメディアの発達を背景にして情報化社会へと展開していく時代のなかで、紙からデジタルへと記録媒体が多様化し、それにあわせて記録情報そのものの内容も変化していく歴史を考える。(講義及び演習)
到達目標 近現代の記録情報形成過程および社会における記録のあり方・価値観を理解し、記録情報の基本的な解釈能力を身につけ、論文執筆に活用できる。
成績評価基準 A,B,C,Dの4段階評価
成績評価方法 評価の60%は期末レポート。これに演習の活動・質疑応答が40%。なお、出席率が80%以下は評価の対象としない。
授業計画 2021年5月~9月
1. ガイダンス
2. 義務教育制度と識字率の向上(1)
3. 義務教育制度と識字率の向上(2)
4. 記録される庶民の日常-日記と手紙(1)
5. 記録される庶民の日常-日記と手紙(2)
6. 非文字記録の登場と普及-写真と映像(1)
7. 非文字記録の登場と普及-写真と映像(2)
8. 前半のまとめと議論
9. マスメディアの発達と情報媒体の拡大(1)
10. マスメディアの発達と情報媒体の拡大(2)
11. 増大する記録と個人の記憶(1)
12. 増大する記録と個人の記憶(2)
13. デジタル時代の記録と未来(1)
14. デジタル時代の記録と未来(2)
15. 後半のまとめと議論
実施場所 国文学研究資料館ほか
使用言語 日本語
教科書・参考図書 教科書:特になし
参考図書:特になし。授業中に適宜紹介、またはコピーを配付する。
備考 特になし