記録情報論Ⅰ

教育研究指導分野 共通科目
授業科目 記録情報論Ⅰ
担当教員 渡辺 浩一
単位数 2
授業の概要 近世都市江戸の災害情報について考える。具体的内容は以下の三項目である。
(1)水害現場から幕閣までの情報伝達はどのようになされていたか。
(2)行政担当者の間で過去情報の蓄積と利用はどのようになされていたか。
(3)民間社会での伝播はどのようであったか。かわら版や水害ルポルタージュ「安政風聞集」などを検討する。
到達目標 日本近世の情報のあり方について、記録を中心に理解する。
成績評価基準 A,B,C,Dの4段階評価
成績評価方法 史料購読の発表を評価の対象とする。
授業計画
1. オリエンテーション
2. 日本近世の情報について(1)ー高札
3. 日本近世の情報について(2)ー触書
4. 日本近世の情報について(3)ー願書
5. 日本近世の情報について(4)ー評議システム
6. 災害情報の伝達
7. 災害情報の蓄積
8. 災害情報の活用
9. 災害情報の体系化
10. 災害かわら版の購読
11. 「安政風聞集」上の講読
12. 「安政風聞集」中の講読
13. 「安政風聞集」下の講読
14. 「安政見聞誌」の講読
15. 全体のまとめ
実施場所 国文学研究資料館 総研大講義室
使用言語 日本語
教科書・参考図書 渡辺浩一著『江戸水没ー寛政改革の水害対策』平凡社、2019年