文学芸術論Ⅱ

教育研究指導分野 文学環境研究
授業科目 文学芸術論Ⅱ
担当教員 山下 則子
単位数 2
授業の概要・ねらい  この授業の目的は、版本を正確に読み解く力をつけ、作品の背景にある社会や歴史を考察する研究方法を身につけることである。近世の版本や浮世絵を対象とし、その書誌学的調査や翻刻、本文や挿絵の注釈を行う。また、これらの方法は、できるだけ原資料を用いて行う。
授業計画  近世期草双紙や上方絵本等の絵入り版本や、浮世絵(役者絵・見立絵)について、その原資料の書誌学的調査分析、翻刻及び資料の読み解き、注釈、解説を行う。この時、演劇的要素の解析の方法や近世的表現様式の特色についても指導する。授業の進め方は、以下のようになる。
1. 版本もしくは浮世絵の書誌学的調査と考察。
2. 資料の翻刻、注釈、解説を行う。
3. 上記1,2で行った考察や注釈、解説等につき、文学史・演劇史・浮世絵史からの位置づけを行う。
4. 以上の1,2,3の調査・研究を、全て受講者にも実践させる。
成績評価方法 成績評価は、上記4の実践の内容、中間報告論文発表会の内容、学会発表等の内容、発表論文等と、出席状況によって判断する。
参考図書・参考資料 『くずし字用例辞典』(児玉幸多編)
『くずし字解読辞典』(児玉幸多編)
その他授業の中で、その都度紹介する。