国文学研究資料館 編

古典講演シリーズ

(臨川書店より刊行中)

 

 

 

 

最新刊!9:『田安徳川家蔵書と高乗勲文庫

─二つの典籍コレクション─

有職故実・装束・音楽・文学等 諸分野に充実した「田安徳川家蔵書」と、

『徒然草』関連資料の宝庫「高乗勲(こうじょういさお)文庫」。

国文学研究資料館に寄託・寄贈された両コレクションの成立、

コレクション中の注目資料についての論考など、六編を収録。

鈴木淳   田安家の学問─梅合をめぐって─

松方冬子  田安家蔵書の伝存について

福島和夫  田安家と楽書

*田安徳川家伝来古典籍展 展示書目一覧

 

落合博志  高乗勲氏蒐集の古典籍─『徒然草』関係資料その他─

長谷川端  永和本『太平記』をめぐって

松田豊子  高乗勲先生の想い出─付 高乗勲博士略年譜・著述目録など─

*高乗勲文庫貴重書展 展示書目一覧

 

 

 

新刊!8:『ジェンダーの生成

─古今集から鏡花まで─ 

『古今集』と『源氏物語』をジェンダーの視点から分析し、

中世以降の和歌懐紙作法の変遷を追い、

近代小説における女性像の持つ意味を探る・・・

平安朝から明治期までの諸作品に新たな光をあてる、

全5編を収録。

近藤みゆき   古今集の「ことば」の型

河添房江    源氏物語とジェンダー

兼築信行    女が和歌を書くとき

菅 聡子    〈政治〉と女

須田千里    女物語

 

 

 

 

1:『万葉集の諸問題』 

近年発見され、学会でも注目を浴びる広瀬本万葉集と

その書写に携わった春日昌預についての4編、

歌聖として信仰された柿本人麿、相聞歌における歌語、

都市・鄙、東歌など、新しい見地から万葉集を見直す4編、

全8編を収録。

木下正俊   広瀬本万葉集について

神堀忍    広瀬本万葉集あれこれ

飯田文弥   春日昌預とその時代

吉田英也   甲斐近世の歌人たち

佐々木孝浩  人麿の信仰と影供

森朝男    歌語から見た万葉集相聞

古橋信孝   都市と万葉集

佐佐木幸綱  東歌を読む

 

 

2:『詩人杉浦梅潭とその時代』

漢詩人であり、最後の箱館奉行としても有名な杉浦梅潭。

幕末・明治の動乱を生きた彼の生涯をあつかった3編、

流行語・政治小説・錦絵新聞・庶民の識字力など様々なテーマから

同時代の人々の心を探る4編、

全7編を収録。

田口英爾   杉浦梅潭と咸臨丸   

鈴江英一   廻浦と開拓─維新前後北海道の史料事情─

宮崎修多   信夫恕軒「破鏡歎」のこと─杉浦梅潭をめぐる文人たち─

小島憲之   幕末・明治文学一斑─漢語的なるものを中心として─

谷川恵一   宮崎夢柳と『鬼啾啾』

大西廣    幕末・明治の「絵」と「言葉」─錦絵新聞に見る─       

森安彦    幕末維新期庶民の識字力の展開─寺子屋・郷学・学制発布─

 

 

3:『商売繁昌─江戸文学と稼業─ 

ベストセラーや重板事件、俳諧師の仕事と収入、

様斬(ためしぎり)を家業とした様物芸者・・・。

江戸の文学・文化を、「商売」という視点で捉え直す。

今田洋三   本屋商売

岡 雅彦   江戸小咄と商人

氏家幹人   家業と稼業─人斬り浅右衛門とその弟子たち─

赤間 亮   ポスターとしての歌舞伎辻番付

加藤定彦   俳諧師の経済生活

 

 

4:『歌謡─文学との交響─

鎌倉時代の歌謡である早歌と道行との関係、

幻の歌謡集『宗安小歌集』の謎、中世の田植歌の特性、

沖縄の琉歌や近世和歌の問題、絵画資料に現れる近世歌謡の研究など、

さまざまな歌謡を文学の視点から考察した

全6編を収録。

外村南都子   早歌と道行 菅原道真の旅を中心に

飯島一彦    『宗安小歌集』実見 研究の再構築をめざして

友久武文    『田植草紙』歌謡の性格 研究史にそって

池宮正治    琉歌の世界

嘉手苅千鶴子  近世沖縄の和歌

小野恭靖    近世歌謡の絵画資料

 

 

5:『伊勢と源氏─物語本文の受容─

多くの人々に愛され、文学のみならず、芸術や生活にまで影響を

与えつづけてきた『伊勢物語』と『源氏物語』。

その本文成立の過程と享受の諸相を辿り、新しい読みを提示する、

物語の伝来と享受を辿る、全5編を収録。

山本登朗   鉄心斎文庫の伊勢物語コレクション    

片桐洋一   『伊勢物語』の本文と『伊勢物語』の享受    

伊井春樹   源氏物語の本文とは何か    

岩佐美代子  宇治の中君─紫式部の人物造型─    

伊藤鉄也   『源氏物語』受容環境の変革─古典文学のデータベース化について─

 

 

6:『軍記物語とその劇化

─『平家物語』から『太閤記』まで─

多くの人々に親しまれてきた、さまざまな軍記。

『平家物語』『太平記』および近世の軍書を新たな視点から読み直す3編、

能・幸若舞・浄瑠璃という演劇化された軍記について考察する3編、

全6編を収録。

櫻井陽子   『平家物語』の受容と展開─中世から近世へ─

笹川祥生   近世の軍書─近江の戦国時代を描いた作品を例として─

江本 裕   『太閤記』の描く秀吉像

山中玲子   あの世から振り返って見る戦物語 

小林健二   義経の最期をめぐる物語─「和泉が城」「高館」─

原 道生   「歴史」確認のドラマ─知盛と実盛─ 

 

 

7:『芭蕉と元政』

新発見の資料『冬の日』の紹介、『奥の細道』の多数の版本の考証など、

芭蕉に関する2編、

近世の代表的な漢詩人元政(げんせい)の詩と本性、彼に傾倒した人々の事績、

17世紀の隠逸伝などを考察する3編、

全5編を収録。

上野洋三   芭蕉筆『冬の日』について

雲英末雄   『奥の細道』の版本について

揖斐 高   元政の詩歌 多情多感の行方

萩原是正   元政上人とその鑽仰者たち─なぜ平塚に元政上人の資料が?─

井上敏幸   隠逸伝の盛行─十七世紀の文学思潮─

 

 

 

LastUpDate 2003/4/17

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