今月の一冊
2009年10月

絵本太閤記

                 


(回線の種類によっては、ダウンロードに時間が掛かることがあります。)
【 解題 】
半紙本12編84冊  岡田玉山(おかだぎよくざん)画作 寛政9年(1797)〜文化元〈享和4〉(1804)年刊 [当館請求記号 ナ4−762−1〜84]
〈絵 本もの〉読本の形式を決定づけるとともに、長編史伝読本の先鞭(せんべん)をつけた記念碑的作品。七編にわたる内容は豊臣秀吉の天下取り話であり、実録 『太閤真顕記(たいこうしんけんき)』を主素材として大幅に整理、加筆を施し再構成する。文化元年6月、幕府により絶版を命じられ、安政6年(1859) になり再版を許可された。本作品は、現在まで受け継がれる秀吉伝説を定着させるのに大きな役割を果たしており、その意義は大きい。
なお、本資料は現在開催中の特別展「江戸の長編読みもの〜読本・実録・人情本−〜」に展示している。
展示本は「江北(こうほく)賤ヶ岳(しずがたけ)戦場(せんじやう)之(の)地理(ちり)」を備えた初印本。また、展示本が収められていた本箱も併せて展示する。




>>今月の一冊のインデックスページへ >>国文学研究資料館のトップへ