今月の一冊
2008年12月

源氏物語団扇画帖・朝顔巻
〈げんじものがたりうちわがじょう〉



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【 解題 】
[当館請求記号99-12]
書誌解説は、8月・9月・10月・11月の「今月の1冊」を参照。

今回画像として掲出したのは、「朝顔」巻の一図である。源氏絵としてしばしば絵画化される場面。
場 所は二条院。季節は冬。光源氏32歳。                                    
いわゆる「雪まろばし」の場面。雪が降り積もり、月が照り映える夜、光源氏は、女の童〈めのわらわ〉たちが雪に興ずるさまを眺めながら、藤壺・朝顔・朧月夜・明石の君・花散里のことなどを、紫の上に語るのであった。
室内にいるのが光源氏と紫の上。庭には童女たち。空には満月。池には氷が張り、汀に鴛鴦〈おし〉がいる。松には雪が積もっている。

※本画帖については、当館基幹研究「源氏物語再生のための原典資料研究」のメンバーが分析を重ね、10月に開催された源氏物語特別展において初公開した。詳細は、展示図録を参照。


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