今月の一冊
2006/10

狭衣
〈さごろも〉



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【 解題 】
[請求記号 99・40]
江戸初期写
列帖装1帖(下巻のみ)
17×26センチ
奈良絵8図所収

平安時代後期の『狭衣物語』から材を採った、室町時代物語(お伽草子)。

主人公狭衣は、清水で美しい姫君を救い、結ばれる。
しかし、姫君は兵部大輔の妻にさせられることとなり、我が身を嘆いて入水。
そこを兄の僧に助けられる。
一方の狭衣は、姫君を捜索。
奈良の大仏のあたりで僧に会い、その導きで再会、姫君は蘇生。
狭衣と姫君は、子に恵まれ、幸福を極める。

『狭衣物語』巻一の、飛鳥井女君の物語をもとにした恋愛譚である。
伝本多く、本文異同も多いお伽草子。


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