所蔵資料紹介

百さへづり(ももさえずり)

【解題】
[請求番号 99-106]
江戸後期刊 大本 1帖
紺色地に金で若松霞文表紙。25.4×18.8センチ。
題簽「百さへつり」。
画帖装。ただし現在は背が破損し、折帖。
見開き32面。刊記は「書林 東都通油町南側蔦屋重三郎梓」。
寛政8年(1796)睦月、後巴人亭光(頭光)序。
挿絵は6図。絵師は等琳、俊満、雲峰、尚峰。

色摺り絵入り狂歌本で、四方赤良〈よものあから〉(大田南畝〈おおたなんぼ〉)の号、巴人亭を継いだ頭光率いる伯楽連が中心。

春興帖としての性格を備え、挿絵も「餅撞き」「常陸帯之神事」「細工はしめ」「朝比奈」「船乗りそめ」「紅梅」など、初春に因んだものが多い。色摺り版画の粋を蒐めた、趣味溢れる画帖として人気が高く、多くは個人コレクターや海外の所蔵機関の秘蔵するところとなっている。当該本は、挿絵、狂歌本文とも揃っているが、乱丁があり、少し痛みも目立つ。

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