第六期40

 

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201 国会開設之前後
末広鉄腸 著
四六判 144p 本体2,000+税

小説『二十三年未来記』で知られる政治家末広鉄腸が、第一回帝国議会前後の喧噪を戯文体で記した政治小説。騒ぐだけの選挙に、裏取引をする政治家……、これが明治の政治だ!?

202 西国立志編(一編~七編)
スマイルス 著、中村正直 訳
A5
404p 本体5,800円+税

『学問のすゝめ』『輿地誌略』とならぶ明治初期の三大ベストセラーの一つであり、青少年のバイブル。
中村正直(敬宇)の訳による。

203 西国立志編(八編~十三編)
スマイルス 著、 中村正直 訳
A5
440p 本体6,300円+税

『学問のすゝめ』『輿地誌略』とならぶ明治初期の三大ベストセラーの一つであり、青少年のバイブル。
中村正直(敬宇)の訳による。

204 伊蘇普物語
田中達三郎 訳
四六判 246p 本体3,000+税

明治中期を代表する『イソップ物語』。タウンゼントによる英語版からの田中達三郎による翻訳。全313 話。

205 イソツプ物語
雨谷一菜庵 訳
四六判 356p 本体4,200円+税

田中達三郎訳を平易な会話文にリライト。独自な姿へと変貌し始める日本のイソップ。

206 倍因氏 心理新説
ベイン 著、井上哲次郎 抄訳
A5
404p 本体5,800円+税

明治の学芸に大きな変動をもたらした心理学の導入。それを主導したアレキサンダー・ベインの最初の翻訳書。

207 日本漫遊 外人膝栗毛
皤渓仙史 著 
四六判 134p 本体1,900+税

青い眼の弥次・喜多が明治の日本にやってくる。抱腹絶倒の珍道中。

208 文芸小品
内田魯庵 著
四六判 608p 本体6,600+税

文人メッタ斬り! 内田魯庵の真骨頂である辛口の批評に加え、『太陽』『国民之友』などに掲載した小説まで収めた贅沢な一冊。

209 偶評 西先生論集
西周 著、萱生奉三 編
四六判 422p 本体4,700+税

『明六雑誌』などに掲載された西周の論説を集成。洋の東西を架橋する明治啓蒙の息吹き。

210 三例彙纂
横江勝栄・長岡道謙 編
四六判 180p 本体2,400円+税

明治十年代半ばの出版法令を網羅する一書。近代出版文化史の理解に必備。

211 ユーゴー小品
ユゴー 著、森田思軒 訳
四六判 434p 本体4,800円+税

二葉亭四迷とならんで明治の翻訳をリードした森田思軒。原文の香気を封じ込めた周密文体で読む、ビクトル・ユゴーの短編集。

212 牛店雑談 安愚楽鍋
仮名垣魯文 著
四六判 264p 本体3,400+税

文明開化の世を生きる市井の人びとを、かれらのことばによって写した仮名垣魯文の代表作。

213 西国立志編列伝
橋爪貫一 訳編
四六判 174p 本体2,300+税

ワットからワーズワースまで、『西国立志編』に登場する二十八人のより詳細な伝記集。『西国立志編』の補遺。

214 通俗 佳人之奇遇
大東萍士 著
四六判 234p 本体2,900+税

東海散士の漢文脈豊かな原作を、婦女童蒙向けにリライトする。東海散士に無断で刊行したため出版条例違反の廉に問われた。

215 通俗 佳人之奇遇(二編・三編)
大東萍士 著
四六判 264p 本体3,200円+税

東海散士の漢文脈豊かな原作を、婦女童蒙向けにリライトする。東海散士に無断で刊行したため出版条例違反の廉に問われた。

216 鵝瓈皤児回島記
スウィフト 著、片山平三郎 口訳、
九岐晰 筆記
四六判 242p 本体2,900円+税

小人国に漂着して目を覚ましたガリバーが見たものは……。ご存知スウィフトの『ガリバー旅行記』の翻訳。

217 芳譚雑誌原文抄出 梅素小伝
仮名垣魯文 編
四六判 40p 本体1,000+税

幕末明治を市井で生きぬいた一人の通人の生涯を、友人である仮名垣魯文が描く。山梨大学近代文学文庫所蔵。

218 慨世史談 断蓬奇縁
小宮山天香 訳
A5
504p 本体7,100円+税

フランス革命戦争のさなか、プロシア西部に住む少年が進軍してきた共和国軍の中にいた若く美しい女性と出会う。山梨大学近代文学文庫所蔵。

219 演劇新潮
小山内薫 著
四六判 446p 本体4,900+税

「俳優は読め! 興行主は読め! 好劇家は読め!」。小山内薫が、「自由劇場」の開始一年前に刊行した演劇評論集。山梨大学近代文学文庫所蔵。

220 四畳半録
草村北星 著
四六判 208p 本体2,600円+税

家庭小説『濱子』で好評を得た草村北星の評論集。「文学主義としての国家主義」「言文一致論の理論と実際」ほかを収録。山梨大学近代文学文庫所蔵。

221 嶺雲揺曳
田岡嶺雲 著
四六判 180p 本体2,400+税

新聲社(現在の新潮社の前身)発刊による最初のベストセラーとなり、明治期の青年に大きな影響を与えた、雑誌『青年文』主幹・田岡嶺雲の第一評論集。高知市民図書館近森文庫所蔵。

222 第二嶺雲揺曳
田岡嶺雲 著
四六判 204p 本体2,600+税

ベストセラーとなった『嶺雲揺曳』を受けて刊行された第二評論集。社会主義評論で知られる田岡嶺雲の、文学的素養が見いだせる一冊。高知市民図書館近森文庫所蔵。

223 雲のちぎれ
田岡嶺雲 著
A5
178p 本体3,000円+税

『第二嶺雲揺曳』と同時期の評論を所収。雑誌『宗教』に掲載した文章を収めているところに特徴がある。高知市民図書館近森文庫所蔵。

224 下獄記
田岡嶺雲 著
四六判 176p 本体2,300+税

岡山の新聞の主筆だった田岡嶺雲が、筆禍を得て下獄した際のドキュメント。高知市民図書館近森文庫所蔵。

225 数奇伝
田岡嶺雲 著
四六判 496p 本体5,400+税

大逆事件に際し幸徳秋水が湯河原で拘引される場面を含む、反骨を貫いた明治の言論人田岡嶺雲の自伝。高知市民図書館近森文庫所蔵。

226 欧洲小説 西洋梅暦
森知斎 訳
四六判 234p 本体2,900円+税

パリ近郊に美しい妻と暮らしていた富裕な商人ネツシーは、ある日でかけたパリの駅で一人の美人と出会う。人情本の世界を生きる西洋の男女。山梨大学近代文学文庫所蔵。

227 亜非利加内地 三十五日間空中旅行
ヴェルヌ 著、井上勤 訳
四六判 496p 本体5,400円+税

井上勤の訳したジュール・ヴェルヌ原作。三人の男たちが気球ビクトリヤ号に乗ってアフリカを経めぐる冒険旅行。山梨大学近代文学文庫所蔵。

228 異国漫遊 瓜太郎物語
岡本昆石 著
A5
242p 本体3,800+税

玉藻前の加護を受けた瓜太郎は、駿馬に跨り諸国を巡る。行き先は「不自由国」「文盲国」「急進国」そして……。時代を諷刺した異国漫遊譚。山梨大学近代文学文庫所蔵。

229 英国龍動新繁昌記
丹羽純一郎 訳
四六判 508p 本体5,500+税

江戸伝来の繁昌記というフレームで切り取ってみせた文明の首都ロンドン(龍動)の昼と夜。同じ訳者による『花柳春話』の姉妹編。

230 枕頭山水
幸田露伴 著
四六判 246p 本体3,000+税

幸田露伴の紀行文集。電信技師をやめた青年露伴が北海道から東京に戻る「突貫紀行」などを収む。

231 日本雑事詩
黄遵憲 著、 飯島有年 訓点
四六判 160p 本体2,200+税

明治十年から十五年にかけて日本に滞在した黄遵憲が、当時の見聞を漢詩に詠む。中国近代化を目指した改革派中国人の目に、近代日本はどう映ったのか!?

232 二十三年未来記
末広鉄腸 著
四六判 144p 本体2,000+税

はじめて開かれる国会の様子を、未来記のスタイルで読者の眼前に描いてみせた末広鉄腸の政治小説処女作。

233 小説 罪と罰(巻之一)
ドストエフスキー 著、内田魯庵 訳
四六判 264p 本体3,200円+税

ドストエフスキー『罪と罰』の内田魯庵による本邦初訳を刊行。英訳本を用いて原作の半分までを訳したもので、本書はそのうちの巻之一にあたる。二葉亭四迷の手を借り、ロシア語の語感も再現している。

234 小説 罪と罰(巻之二)
ドストエフスキー 著、 内田魯庵 訳
四六判 378p 本体4,200円+税

ドストエフスキー『罪と罰』の内田魯庵による本邦初訳を刊行。英訳本を用いて原作の半分までを訳したもので、本書はそのうちの巻之二にあたる。二葉亭四迷の手を借り、ロシア語の語感も再現している。

235 はやり唄
小杉天外 著
A5
280p 本体4,600円+税

「小説また想界の自然である」。エミール・ゾラ『ナナ』をもとに、ヒロイン円城寺雪江の姦通を淫蕩な血統による遺伝という視点から描き出した、ゾライズムの記念碑的作品。

236 自由之理
ミル 著 、中村正直 訳
A5
422p 本体6,100円+税

『西国立志編』についで中村正直(敬宇)が訳したJ.S.ミルの自由論。西洋市民社会の原理を明治日本に伝え、〈自由〉の時代の幕開きを告げる。

237 万春楽
須藤南翠 著
四六判 308p 本体3,600+税

愛のない結婚は許されるのか? 明治二十一年の政治社会や文学を暗示した時事小説。短編「冬木立」「異裡子日衣」も収録。

238 行路難
須藤南翠 著
四六判 266p 本体3,200+税

明治二十年代の生理学、心理学をもとにした子供の内面的成長を、主人公の少年上野実一の出自が判明するまでの過程とともに描いた意欲作。短編「稚あそび」も収録。

239 満春露
須藤南翠 著
四六判 288p 本体3,400+税

元老院大書記官だった夫を亡くした主人公が、再婚して女子教育に生涯をかけるまでを描く。

240 旭章旗
須藤南翠 著
四六判 378p 本体4,200+税

日本軍が南洋の孤島を占領するまでを描いた、明治二十年代を代表する海洋冒険小説の一つ。難破に遭遇した矢島健夫・塊一・文三の三兄弟が、世界を股に掛けて大活躍。