第二期40冊

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41 高橋阿伝夜刄譚(初編〜四編)
仮名垣魯文
四六判 290p 本体4,300円+税
毒婦物の代表作としてあまりにも有名な本書を影印により刊行。殺人場面や処刑後の解剖など、扇情的な毒婦物合巻の全貌を再現。
42 高橋阿伝夜刄譚(五編〜八編)
仮名垣魯文
四六判 294p 本体4,300円+税
毒婦物の代表作としてあまりにも有名な本書を影印により刊行。殺人場面や処刑後の解剖など、扇情的な毒婦物合巻の全貌を再現。
43 恋相場花王夜嵐
仮名垣魯文
A5判 220p 本体4,400円+税
最終編で魯文による草双紙史が語られる異色作。三田村鳶魚旧蔵本を影印で再現。
44 冬楓月夕栄
彩霞園柳香
四六判 216p 本体3,400円+税
華族邸で判事が殺害される。それは維新前から十三年に及んだ仇討ちの結末だった。新聞に掲載され評判になった明治の仇討ちの合巻化。
45 疵傷於石 冬児立闇鴟
花笠文京
四六判 222p 本体3,400円+税
「観念しろ、どうせ地獄は逃れぬ手前…」と、バッサリ滅多切りにされた毒婦お石の伝を、仮名垣魯文門下の京文舎文京が綴る。『いろは新聞』連載記事を色彩豊かに合巻化。
46 花裘狐草紙
仮名垣魯文
四六判 142p 本体2,000円+税
狐の恋に横恋慕を仕掛ける狸。擬人化された動物たちがユーモラスに織りなす人間?模様。
47 滋賀県美談 今常磐布施譚
松林伯円
四六判 228p 本体3,500円+税
つづきものとして報道された殺人事件を題材に、稀代の講談師松林伯円が自身で合巻化。速記以前の講談出版の一形態を示す。
48 雪月花三遊新話
篠田仙果
四六判 222p 本体3,400円+税
速記登場以前に、三遊亭円朝の人情噺を合巻化。福地桜痴から聞いたフランス小説を翻案したものとされる。
49 昇平鼓腹 三府膝栗毛
松村春輔
四六判 222p 本体3,400円+税
大阪博覧会への珍品出品を依頼された面次郎。食客図留七とともに魯文や延房に化けるなど、珍道中を繰り広げる。
50 霜夜鐘十時辻筮
武田交来
四六判 370p 本体5,300円+税
黙阿弥の同名作品を焼き直し、人気を博した作。版本の他に活字本でも多数刊行された。
51 倭洋妾横浜美談
武田交来
四六判 78p 本体1,600円+税
英国人の夫を挟んだ正妻と権妻の争い。鏡山の世界に拠って書かれたラシャメンものの草双紙。
52 朋友茶吻話
島崎源兵衛
四六判 279p 本体3,500円+税
毎日毎日念仏三昧。しかし世間の評判は…? 茶飲み話の徒然に、という設定のもと、滑稽さも交えた平易な語り口で、人生の教訓を説いた一書。
53 花街ひざ栗毛
撃壌庵夢遊
四六判 76p 本体1,400円+税
いつまで待っても戻らぬ花魁をさがして、厠を棒でひっかきまわす田舎客――「大方こん中へおっこったんべー!?」すったもんだの東京花柳街の内幕を描いた、明治の滑稽本。
54 橋供養梵字文覚 新皿屋舗月雨暈
梅堂国政
四六判 74p 本体1,600円+税
明治十六年五月に市村座で上演された演目のうち、三世河竹新七の「文覚」と黙阿弥の「魚屋宗五郎」の正本写。開化錦絵や草双紙で名高い梅堂国政が著述。
55 昼夜帯加茂川染
高畠藍泉
四六判 100p 本体1,600円+税
横恋慕の末に失踪した侍と、放蕩三昧のあげく養家から勘当されたその息子や遊郭の女達が織りなす離散と再会の物語。活版草双紙の草分け、三世種彦こと高畠藍泉の放つ一作。
56 恋娘昔八丈
柳水亭種清
四六判 88p 本体1,500円+税
黄八丈の着物を着て刑場に引かれていく白木屋お駒の、有名な芝居に材をとった明治の草双紙。巻頭に安永五年初演時の「舞台本」序が引かれ、「役者替名」が収録されている。
57 人情清談 蜀魂雲井一声
松村春輔
四六判 190p 本体2,700円+税
父親から続く因果の糸が、勤王の郷士の獄死と妻の殉死、そしてその息子の敵討ちへと続く。幕末の志士と貞女を因果物語の枠組みで描いた開化の実録。
58 徳川東国武勇伝
橋本玉蘭斎
四六判 155p 本体2,300円+税
本多忠勝、井伊直政に島左近…。戦国の荒武者達が繰り広げた、壮絶なる生と死のドラマが、今ここに。近代錦絵の名手、橋本貞秀の著述する戦国武者絵巻。
59 慶安太平記 正雪一代記集
著者不詳 橋本貞秀
四六判 128p 本体2,000円+税
慶安の大策士・由井正雪の一代記。幕末の奇才絵師・五雲亭貞秀の自画作本と、人気絵師・歌川芳虎が挿絵を描いた本を一冊に収録。底本は『出版書目月報』にない明治再摺り。
60 宮城野信夫一代記
著者不詳
四六判 52p 本体1,300円+税
「その時数万の見物思はずどつと声をあげ…」由井正雪に武術を伝授された姉妹の仇討ち、いわゆる白石敵討物のひとつ。明治の孝子推奨の風潮に喝采を博した孝女実録
61 大岡美政談
泉竜亭是正
四六判 50p 本体1,300円+税
天一坊宝沢、鴻の巣の鬼三郎、麹町の村井長庵――いわゆる“三毒”の奸計を軸に、石地蔵吟味と密夫詮議を交えた明治15年の“大岡裁き”。はたして「一件落着」なるか?
62 小栗判官代一代記 初編
大西庄之助
四六判 56p 本体1,200円+税
北斎が手がけた文化期の読本『寒燈夜話 小栗外伝』初編の抄録か。人気の小栗判官ものを簡易にまとめて刊行。
63 大久保政談 松前屋五郎兵衛一代記
歌川国麿
四六判 104p 本体1,700円+税
今日も彦左衛門が行く! 冤罪の穀商を救わんがため、天下の御意見番と侠気溢るる魚売りが八百八町を奔走する。人気の講談から松前屋一件を抄出して刊行された。
64 郵便端書 一寸用文
前田健次郎編
四六判 114p 本体1,700円+税
氷菓子の製法を尋ねるとき、避雷針の設立を依頼するとき、どんな手紙を書いたらよいのでしょう? 東京絵入新聞の前田香雪先生が、やさしく指南してくれる開化往来物。
65 逆巻浪夢の夜嵐
中島蒿
四六判 206p 本体2,600円+税
いづれも討死の用意いたされよ!――西南の戦陣に消えていった人々の哀切が、西郷隆盛の一夜の夢のうちに語り出される。初めて洋服を着せた人形浄瑠璃の記念碑的作品。
66 東洋民権百家伝 初帙
小室信介
四六判 264p 本体3,200円+税
武断圧制の政に抗し、刑場の露と消えていった、あまたの一揆指導者たちが、いま本書に転生する。巻を重ねるにつれて緻密になる考証に、編者の鬼気迫る思いが伝わってくる。
67 東洋義人百家伝 二帙
小室信介
四六判 280p 本体3,300円+税
武断圧制の政に抗し、刑場の露と消えていった、あまたの一揆指導者たちが、いま本書に転生する。巻を重ねるにつれて緻密になる考証に、編者の鬼気迫る思いが伝わってくる。
68 東洋義人百家伝 三帙
小室信介
四六判 268p 本体3,200円+税
武断圧制の政に抗し、刑場の露と消えていった、あまたの一揆指導者たちが、いま本書に転生する。巻を重ねるにつれて緻密になる考証に、編者の鬼気迫る思いが伝わってくる。
69 魯西国虚無党 冤枉乃鞭笞
宮崎夢柳
四六判 74p 本体1,400円+税
目の前で恋人を殺された少女が、いま復讐に立ち上がる! テロルの嵐が吹き荒れる帝政ロシアを舞台に、多くの民権家の紅涙を誘った、少女ヴェーラ・ザスーリチの物語。
70 泰西女丈夫伝 朗蘭夫人伝
坪内逍遥訳
四六判 180p 本体2,400円+税
「おお自由よ、汝の名のもとにいかに多くの罪が犯されたことか!」フランス革命の名花ロラン夫人。その伝記を幼少時代からたどる、若き坪内逍遥の訳業。
71 泰西活劇 春窓綺話 上篇
服部誠一
四六判 252p 本体3,000円+税
イギリスの滝沢馬琴、サー・ウォルター・スコット登場! 夏休みの当世書生三人組――坪内逍遥・高田早苗・天野為之が、服部誠一先生の名前を借りて訳した痛快歴史ロマン!
72 泰西活劇 春窓綺話 下篇
服部誠一
四六判 300p 本体3,500円+税
イギリスの滝沢馬琴、サー・ウォルター・スコット登場! 夏休みの当世書生三人組――坪内逍遥・高田早苗・天野為之が、服部誠一先生の名前を借りて訳した痛快歴史ロマン!
73 こぼれ萩
中村花痩
A5判 236p 本体3,900円+税
明治の今の世に出でたる髑髏一塊。道具屋の隠居の慚愧によって、畜生屋敷の昔日の因業が明かされる「晒し井」に、元亀天正の女丈夫の悲哀を綴った「寒紅梅」を併収。
74 露妙樹利戯曲 春情浮世之夢
シェイクスピア著 河島敬蔵訳
四六判 332p 本体3,800円+税
和歌山の地方書肆から刊行された、本邦初の『ロミオとジュリエット』全訳。在野の士による、当時の水準を超えた正確な訳業。
75 梨園の曙 一名西洋演劇脚本
高橋義雄訳
四六判 278p 本体3,700円+税
歌舞伎と西洋演劇の狭間――明治文化の開拓者にして三越隆盛の立役者・高橋義雄が新聞記者時代に放った、エキゾチックな戯曲四点を収録。演劇改良運動の代表作。
76 欧洲新話 谷間乃鶯
セルバンテス著 斎藤良恭訳
四六判 158p 本体2,200円+税
月夜の晩に処女を凌辱した男の数奇な運命。セルバンテスの中編「血の力」を、原典にない挿話も含めて、婉転自在の筆を以て仏語から重訳した、明治豪傑訳の決定版。
77 第七国民小説
民友社編
四六判 294p 本体3,400円+税
日清戦争のただ中に執筆された作品が中心。高揚したナショナリズムを示す諸作の他に、眉山「うらおもて」など日清戦後のニューウェーブを示したアンソロジー。
78 文学一斑
内田魯庵
四六判 324p 本体3,700円+税
「文学とは何ぞや」――「漠々として常闇の国」に似た文界に、博覧強記の内田魯庵が、批評の基準を打ち立てんと健筆をふるう。北村透谷の魂を震わせた一書。
79 文芸評論
高山樗牛
四六判 512p 本体5,500円+税
樗牛の日本主義時代から個人主義時代の間に位置する評論を集める。博物館論や歴史画論など、文学の枠を越えた多彩な活動が一望できる評論集。
80 子規言行録
小谷保太郎編
A5判 376p 本体5,700円+税
明治35年9月19日、正岡子規死去。その直後多方面から寄せられた追悼文を集成した本書は、いかにして子規の死が文学的事件となったかをさぐる恰好のドキュメント。